ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年9月 > 神戸市こころのサポーター養成研修を開催します

神戸市こころのサポーター養成研修を開催します

ここから本文です。

記者資料提供(2024年9月20日)
健康局保健所保健課
本市では、精神疾患・精神障害等への偏見のないまち、さらには精神障害の有無にかかわらず、誰もが安心して自分らしく暮らすことができるまちを目指しています。
メンタルヘルスや精神疾患の基礎知識や、こころの不調を抱える身近な人への声かけや話を聴く技術などを学ぶ「神戸市こころのサポーター養成研修」を今年度から実施します。
※ 本研修は厚生労働省の「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」に位置づけられた普及啓発・地域での助け合いを推進するための事業です。国は2033年度末までに全国で100万人の養成を目指しています。

こころのサポーターとは

「こころのサポーター」とは、メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識と理解を持ち、身近にいる「こころの不調で悩む人」に対してできる範囲で手助けをする人のことです。
なお、「こころのサポーター」は市民一人一人のメンタルヘルスや精神疾患への理解を深めるためのものであり、特別な活動や役割を担うものではありません。

研修内容

本研修は、①共通テーマと②個別テーマのトータル120分の研修です。

①共通テーマ(90分)

こころの病気の知識、身近な人をサポートする方法等を講義とグループワークで学ぶ。

②個別テーマ(30分)

各日程AまたはBいずれかのテーマで実施

A:「こころの病気について学ぶ」

こころの病気の症状について知り、共通する特徴に対しての関わり方を知る。
(各区1か所、計9会場で実施します。)

B:「ストレスへの気づきと対処法(ストレスコーピングとセルフケア)」

ストレスを感じた時の自分の状態を把握し、健康的なストレスへの対処法を知る。
(市内1か所のみで実施します。)

日時・場所

※時間はいずれも14時00分~16時00分(受付時間:13時30分~)

(1)共通テーマ+個別テーマA「こころの病気について学ぶ」

日程 場所 定員(先着)
10月10日(木曜) 東灘区文化センター 50名
10月15日(火曜) 中央区文化センター 60名
10月18日(金曜) 兵庫区文化センター 50名
10月22日(火曜) 長田区文化センター別館ピフレ 50名
11月14日(木曜) 灘区民ホール 35名
11月18日(月曜) 須磨区役所 40名
12月2日(月曜) 北区文化センター 50名
12月6日(金曜) 垂水区文化センター 50名
12月19日(木曜) 西区文化センター 40名

(2)共通テーマ+個別テーマB「ストレスへの気づきと対処法(ストレスコーピングとセルフケア)」

日程 場所 定員(先着)
12月14日(土曜) 神戸市男女共同参画センター(あすてっぷKOBE) 60名

対象

神戸市内に在住、在勤、在学、事業所を有する方

申込方法(9月20日より全日程受付開始)

神戸市こころのサポーター養成研修ホームページへアクセスの上、神戸市公式イベントサイト「おでかけKOBE」からお申込み下さい。

心のサポーター認定証の発行について

本研修修了者で希望する方には、厚生労働省「心のサポーター養成事業」に基づき、「心のサポーター認定証」が後日発行されます。認定証を希望される場合は、氏名・住所・生年月日等を確認させていただきます。
なお、15分以上の遅刻及び早退をされた受講者には、認定証を交付することができませんのでご注意ください。

参考:毎年10月10日は世界メンタルヘルスデーです。

世界精神保健連盟が1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及啓発することを目的として10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際記念日とされています。