ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年3月 > 障がい者アート展「こころのアート展」×「サンポチカギャラリー」 ~瀧口幸司・行美子展~開催中
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記者資料提供(2024年3月15日)
福祉局政策課
三木市在住、72歳。
「ひょうごこころの医療センター」で10年前から制作しています。
彼曰く、絵を描くことは「脳内暴走」を鎮めるための手段で、「脳内麻薬」のようなものとのこと。絵を描くことで、現在まで無事に生きてきたとも話されます。作品は、和紙に水彩絵の具で色を薄くはき、その上から筆ペンや墨で輪郭を描いたパネル仕立ての大作です。一つ一つ細かく鑑賞すると、龍、海の生物、北島三郎、そして近所の飲み屋さんのお姉ちゃん…どの顔も笑っています。
雅号の“竜幸”に因み「龍」をテーマに描いた作品は、まさに今年の干支です。
会場には5点を展示しています。
尼崎市在住、1964年生まれ。
40代でギランバレー症候群を発症し肢体が不自由となり、生活が一変し、一時は自暴自棄になったとのこと。
元来、前向きな彼女は、自分にも何かできるのではないかという気持ちに切り替え、郷里広島の水害の支援活動や、ヘアードネーションにも2回挑戦しています。
作品は、アルコールにアルコールインクを垂らし、ストローで吹いて表現するアルコールインクアートという技法を使っています。
一つ一つに彼女のメッセージが込められていて、小品ですが、とても存在感のある作品です。
会場には6点を展示しています。
ただ今、しあわせの村では、企画展「十人十色展vol.15 第12回こころのアート展リターンズ」を開催中です。10名の出展作者の作品を1点ずつ展示しています。それぞれの作者の個性豊かな作品は1点でも存在感があり、見応え十分です。
・展示日時:5月29日(水曜)まで、10時から20時まで無休・無料
・展示場所:しあわせの村本館・宿泊館2階 こころのアートギャラリー
(公財)こうべ市民福祉振興協会 運営振興課
こころのアート展担当
電話:078(743)8190 FAX:078(743)8180
E-mail:kokoroart2011@shiawasenomura.org
こころのアート展サイト:https://kokoroart2011.info
【会場写真】画像の掲載をご希望の際は、JPEG.データをお渡しいたします。
【作者と作品写真】画像の掲載をご希望の際は、JPEG.データをお渡しいたします。
瀧口 幸司さん展示作品(展示作品の一部)
「てっちゃん ちかちゃん」墨・水彩・和紙 690×1350×26mm
「UFO」墨・水彩・和紙他680×1350×26mm
「自画像」墨・和紙 690×1350×26mm
「輪になって踊ろう」墨・水彩・和紙他660×1350×26mm
行 美子さん展示作品(展示作品の一部)
「おだやか」アルコールインクマーカー・アルコール・合成紙175×125mm
「海」アルコールインクマーカー・アルコール・合成紙107×155mm
「再生」アルコールインクマーカー・アルコール・合成紙210×297mm
「青」アルコールインクマーカー・アルコール・合成紙175×125mm