ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年3月 > その警告画面は偽物です!パソコンのサポート詐欺にご注意ください!
ここから本文です。
記者資料提供(2024年3月21日)
地域協働局消費生活センター
「サポート詐欺」とは、事例1、2のようにパソコンやスマートフォンでインターネット使用中に突然「ウィルスに感染した」などの偽警告画面や偽警告音が出て電話をかけると復旧作業や修理費の名目で料金を請求する詐欺のことです。
表は神戸市消費生活センターに寄せられたサポート詐欺に関する相談件数です。
2023年度は2月末時点の件数ですが前年度の62件を既に上回っています。
円グラフは年代別相談件数を表したものです。60歳以上からの相談が全体の69%を占めており、高齢者の被害が目立っています。
警告画面や警告音が出ると慌ててしまいますが、画面に表示された電話番号に連絡してしまうと、電話の相手からすぐにウィルスの感染を除去しなければならないと更に不安をあおられ有料のサポート契約を勧められてしまいます。
相手は遠隔操作でパソコンの復旧などの作業をしているふりをして、次々に料金を請求してきます。
警告画面や警告音が出た場合は偽物の可能性が高いと判断し、絶対に電話をかけないようにしましょう。
偽警告と思われる画面が表示された場合は、まずブラウザの画面を閉じてください。
全画面表示は「ESCキー」を押下することで解除できます。警告音がうるさい場合はパソコンのボリュームを下げて落ち着いて対応してください。
警告が偽物かどうかの判断が難しい場合は、画面をそのままの状態にして独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の安心相談窓口へご相談ください。
電話:03-5978-7509
受付時間:10:00~12:00、13:30~17:00
土日祝日・年末年始は除く
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からの注意喚起情報
「偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで」
(https://www.ipa.go.jp/security/anshin/attention/2021/mgdayori20211116.html)
電子マネーで支払った場合は、電子マネーの発行業者にサポート詐欺により電子マネーの番号を相手に伝えてしまったことを連絡し指示に従いましょう。
クレジットカードで支払った場合は、契約画面や契約後に相手から届くメールや利用規約等に解約に関する案内がないかを確認し、解約の条件や手続きがわかれば解約を申し出ましょう。
相手からの返信や対応がなければクレジットカード会社に相談し、不正利用防止のためにカード番号変更の手続きを行いましょう。
悪質商法や契約トラブルなど、不審な点や不安に感じることがある場合は、神戸市消費生活センターにご相談ください。
ご相談に対する助言、クーリング・オフに関する手続き方法の説明、専門機関の紹介など、解決に向けてお手伝いいたします。
神戸市消費生活センター
場 所
神戸市中央区橘通3-4-1 神戸市立総合福祉センター5階
相談専用電話
月~金曜日 078-371-1221 または 188(消費者ホットライン)
土日・祝日 188(消費者ホットライン)
※12月29日~1月3日は除く
相談時間
月~金曜日 9時~17時(来訪相談は16時30分まで※)
※お電話でご相談のあった方で来訪相談が必要となった場合のみ来訪相談の予約をお取りします。
まずはお電話でご相談ください。
土日・祝日 10時~16時(188(消費者ホットライン)への電話相談のみ)
※12月29日~1月3日は除く
土日・祝日は、独立行政法人国民生活センター(東京)につながります。
188(消費者ホットライン)は、携帯電話会社の通話料金定額サービス等でも別途ナビダイヤル料金が発生します。