ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年2月 > 異常高温に挑む「こうべ木陰プロジェクト」

異常高温に挑む「こうべ木陰プロジェクト」

ここから本文です。

記者資料提供(2024年2月19日)
①②…神戸市建設局公園部整備課 ③…建設局公園部計画課

夏季の異常高温が常態化する近年、市街地の緑がつくる木陰は、体感温度の低下や地表面の温度上昇の抑制など、人を暑さから和らげる重要な役割を果たします。この緑の特徴を活かした高温常態化対策として『こうべ木陰プロジェクト』に取り組みます。
第1弾は、豊かな自然環境を有する神戸ならではの取り組みとして、六甲山の木を都心部に移植し、できるだけ早く木陰をつくることに挑戦します。
今後、移植の生育状況などに着目しながら、今ある木の育成も土壌改良などを通じて、徐々に木陰が連なる「こうべ木陰の回廊」づくりを進めていきます。
 

木陰プロジェクト(木陰で信号待ちをしている光景)
木陰プロジェクト

①六甲山の木の移植

今夏の木陰づくりに挑むため、移植の適期である本年2月から3月にかけて、都心部で特に人通りの多い神戸国際会館前と、今春リニューアル予定の磯上公園へ、先行的に六甲山の木の移植を行います。
2024年度からは、先行的に移植した木の生育状況などを勘案しながら、移植・新植などを実施していきます。

神戸国際会館前の移植

2024年2月19日 深夜 ~ 20日未明
森林植物園内のケヤキ1本

その他の移植予定

2024年3月 磯上公園(6本)、
2025年1~3月 市立博物館前や都心の公園などを予定

②既存街路樹の土壌改良

都心部にある木を大きく育て、木陰を拡大するため、街路樹の土壌を改良する取組みを進めます。

実施時期|2024年~ 三宮・元町エリアの街路樹

③市民・企業との協働

今回の高温常態化対策など、緑の果たす役割が高まる中で、市民・企業の皆さまに緑への愛着を持っていただくために、協働で「こうべ木陰プロジェクト」に取組みます。具体的には、クラウドファンドや共感いただけるスポンサー企業を募集いたします。
※クラウドファンド 実施時期|2024年3月開始予定