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スタートアップと神戸市が協働する、神戸市発の課題解決プロジェクト 2024年度「SO-I行政課題解決コース」参加スタートアップ決定!

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記者資料提供(2024年8月1日)
経済観光局新産業創造課

起業・スタートアップ支援による神戸経済の活性化を目指す神戸市は、本市の地域・行政課題をスタートアップ(成長型起業家)等と市職員が協働して解決する国内自治体初の取り組みであるプロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」を実施してきました。本年度からは、産業振興プログラムを大括り化し、「So-I(KOBE BUSINESS PROGRAM)」にて全4コースを設け、神戸市の経済活性化を目指しています。

このたび、「So-I行政課題解決コース」に取り組むスタートアップ企業が決定しました。今回決定した企業とそれぞれの課題を所管する担当課の職員が協力し、サービスの実証実験に取り組みます。

So-ilogo
1.審査方法、審査基準について

ウェブサイトから応募を受付けた13社に対して、書類選考および面談を実施。チームの優秀度、課題の理解度、職員との協調性、新規性・創造性、継続性・収益性の基準により審査の上、2024年7月16日付で4課題4社を採択しました。

2.採択企業
≪課題①≫訪日外国人の観光案内対応のDX化
所管課:一般財団法人神戸観光局
採択企業:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(2017年設立)
事業概要:音声認識技術とAIを活用して会話を視覚化するVUEVO(ビューボ)マイク・ディスプレイの開発・販売
URL:https://pixiedusttech.com/

≪課題②≫ドローンを活用した地下鉄駅舎の保守点検作業
所管課:交通局施設課
採択企業:株式会社Liberaware(2016年設立)
事業概要:小型設備点検用ドローンIBIS2の開発・製造、点検・画像処理業務
URL:https://liberaware.co.jp/

≪課題③≫AIを活用した各種記録の要約による業務効率化
所管課:行財政局収税企画課
採択企業:K.S.ロジャース株式会社(2017年設立)
事業概要:エンジニアチームによるWEB・アプリケーション等のシステム開発、サービス新規開発支援
URL:https://ks-rogers.co.jp/

≪課題➃≫ドローンを活用した追い込み等による農作物の鳥獣被害対策
所管課:経済観光局北農業振興センター
採択企業:株式会社T&T(2012年設立)
事業概要:ドローンスクール運営事業、ドローンを活用した各種事業
URL:https://kk-tt.net/

3.今後のスケジュール
7月下旬より順次実証実験開始


【参考】So-I行政課題解決コースとは?

(1)目的
スタートアップを含む民間企業と市職員が協働して行政課題や社会課題の解決に取り組むことで、企業の成長と市の課題解決を目指す。

So-iイメージ図
(2)3つのサポート
①実証支援金(最大50万円/課題)の提供
②実証フィールドの提供
③行政職員と事務局のプロジェクトサポート

(3)これまでの取り組み
URL:https://urban-innovation-japan.com/past/past-kobe-city/