ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年1月 > 神戸レザー(KOBE LEATHER)新たなクオリティを目指して ~皮革の安全認証エコテックスレザースタンダードの取得~
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記者資料提供(2024年1月29日)
経済観光局西農業振興センター
神戸牛(神戸ビーフ)は世界的に有名な食肉のブランドですが、その牛の皮は、これまで他の牛の皮と混在して流通し、うまく活用されずにいました。この地域の資産である神戸牛の原皮を有用で価値のあるものに高めるべく、神戸を中心とする地元の商工業者たちにより2019年7月に『神戸レザー協同組合』が設立されました。
また、2021年9月には、これまでの神戸レザー協同組合の取り組みが評価され、「KOBELEATHER」が革の素材ブランドとして全国で初めて地域団体商標に登録されました。
さらに、世界最高レベルの皮革及び皮革製品の安全基準である「エコテックスレザースタンダード」をこのたび取得し、2024年1月18日~22日まで、フランス、パリのノールヴィルパント見本市会場にて、世界最高峰と言われるインテリアとデザイン関連の見本市「メゾン・エ・オブジェ2024」にてお披露目しました。
レザースタンダード認証は、スタンダード100が繊維製品の有害化学物質に関する認証であることに対して、皮革製品に対して与えられる認証で、350種類以上の有害化学物質を対象とする厳しい分析試験にクリアした製品だけに与えられる世界最高水準の安全な皮革製品の証です。
※認証機関一般社団法人ニッセンケン品質評価センター
https://oeko-tex-japan.com/
メゾン・デ・オブジェは世界各国から約2400社が出展し、約6万8000人のバイヤーやデザイナー、ホテル・商業施設向け事業者などの来場実績があり、今回、3度目の出展となる。
パリコレのデザイナーに素材として採用されるとともに、英国のブランドとのつながりもできて、海外展開への手ごたえを感じている。
参考