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記者資料提供(2024年6月17日)
建設局下水道部施設課
2022年11月28日の記者提供資料「東灘処理場の新たなSDGsの取組み~下水道資源の有効利用を開始!~」のうち、「消化ガス有効利用事業」(消化ガス発電事業と水素供給事業)を、2024年7月1日に開始します。
本事業では、下水処理の過程で発生する消化ガスを、民間の技術や資金を活用して有効利用します。発電した電気は、大部分FIT制度を活用し、電力会社へ売電(一般家庭約2,400世帯分/年)し、一部を用いて水素を作ります。この水素を用いた小規模水素ステーションの営業を開始します(水素自動車1台/日、登録・予約制)。
(1)事業者
株式会社神鋼環境ソリューション
(2)消化ガス発電事業
事業期間:2024年7月1日~2044年6月30日
発電規模(能力):1,614kW(807kW/台×2台)
消化ガス利用量(計画):約4,250,000Nm3/年
発電電力量(計画):約8,739,000kWh/年一般家庭約2,400世帯分
(3)水素供給事業
事業期間:2024年7月1日~2044年6月30日
水素充填規模(能力):30Nm3/日35MPa
水素供給予定量:約6,000Nm3/年(20年間平均)水素自動車(乗用車)1台/日(登録・予約制)
水素充填場所:東灘処理場(東灘区魚崎南町2-1-23)の東側