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「全国体力・運動能力等調査」の実技の結果は、小・中学校、男女ともに全国平均が低下する中、本市では2024年度から改善しましたが、全国平均を上回ったのは小学校男子のみであり、引き続き体力の向上は重要な課題と考えています。一方で、運動意欲は、小・中学校ともに全国平均を上回る結果となりました。児童生徒の運動意欲の高さを大切にしながら、体力の向上につなげていきます。
学習のねらいや目標を明確にするなどの主体的・対話的で深い学びに向けた授業改善
1人1台の学習用パソコンを活用した取り組み
民間事業者や大学生と連携・協力した取り組み
民間事業者と連携し、1人1台の学習用パソコンを利用して、体力テストの結果を内容を入力・蓄積・確認(運動の見える化)できるシステムを導入し、運動意欲の向上と、運動の習慣化につなげています。2022年11月から一部の小学校で実施しています。(2024年度実施:小学校12校 5・6年生 約2,500人)
入力・蓄積された記録から、分析結果と改善に向けたアドバイスが表示されます。
自身の課題を確認しながら、アドバイスを活かして運動し、体を動かすことの楽しさを実感することで、主体的に運動する習慣を身に付けることにつながります。
児童が安全に運動遊びができる場を確保するため、一部の小学校で、放課後に運動場を開放する取り組みを進めています。教育や地域活動に関心の高い大学生がサポーターとなり、週1回1時間程度児童の運動遊びを見守ります。
運動場を開放し、児童が思い切り運動遊びができる機会を確保します。
大学生の見守りにより、児童がより安全に運動遊びを楽しめます。
大学生が児童と一緒に遊ぶ中で、「一緒に遊ぼう」と声をかけ学年の違う児童の交流のきっかけを作るなど、児童同士の交流も深めながら、より楽しめるように工夫します。
放課後の運動場等で、児童と遊んだり、運動用具を準備したりするサポーターを随時募集しています。
放課後運動遊びサポーターの募集
民間事業者と連携し、小学校を対象に、放課後の時間でスポーツ教室(器械運動、陸上競技、ボール運動等)を実施しています。
専門的な指導により、児童の「もっとやってみよう」という主体性を引き出すことを目的としています。