ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年8月 > 神戸ゆかりの美術館 特別展「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション」

神戸ゆかりの美術館 特別展「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション」

ここから本文です。

記者資料提供(2024年8月9日)
神戸ゆかりの美術館

特別展「響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで」の開催

1.展覧会の概要
 宮城県美術館は1981(昭和56)年に宮城県仙台市に開館しました。以来、継続的な収集活動により、現在は7,000点を超える作品を収蔵しています。本展では、明治から昭和に至る近代絵画を中心に、同美術館のコレクションを代表する作品74点を紹介します。(宮城県美術館は2025年度中にリニューアルオープン予定)

◆会期、会場など
会 期:2024年10月5日(土曜)~2025年1月26日(日曜)
会 場:神戸ゆかりの美術館   〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1
電 車:JR「住吉駅」、阪神「魚崎駅」乗り換え、六甲ライナー「アイランドセンター駅」下車南東すぐ
バ ス:阪急「御影駅」南側から、みなと観光バス131系統で「アジアワンセンター」下車南へ徒歩3分
※車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用ください。
休 館 日:月曜日(ただし10月14日、11月4日、2025年1月13日は開館)、10月15日、11月5日、12月29日~1月3日、1月14日
開館時間:午前10時から午後5時(入館受付は午後4時30分まで)

◆主催 神戸ゆかりの美術館、宮城県美術館、朝日新聞社、神戸新聞社
◆共催 神戸ファッション美術館
◆協力 カトーレック株式会社

◆入館料
一般:1,200(1,000)円/大学生:600(500)円/高校生以下無料(学生証などをご提示ください)
 ※(  )内は20名以上の団体料金
●神戸市在住の65歳以上の方は、年齢と住所が証明できるもののご提示で600円
●障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」などのご提示で無料
●小磯記念美術館、神戸ファッション美術館の入館券(半券)をお持ちの方は団体割引料金

◆展覧会の構成と主な出品作品(※作品はすべて宮城県美術館蔵)

1.洋画の夜明けと展開
 宮城県美術館のコレクションの原点である、宮城県令の委嘱によって描かれた高橋由一の《宮城県庁門前図》をはじめ、東北ゆかりの萬鉄五郎、吉井忠、松本竣介ら時代を代表する画家たちによる、明治から昭和戦前期までの日本洋画を紹介します。
高橋
高橋由一 《宮城県庁門前図》 1881年

2.「気まぐれ美術館のあの絵も!」
 洲之内コレクションは、「現代画廊」の画廊主にして、エッセイ「きまぐれ美術館」で知られる、作家の洲之内徹が残したコレクション。洲之内が決して手放さなかった伝説的な名品やコレクターとして光を当てた画家たちの絵が含まれています。 
・靉光、海老原喜之助、長谷川潾二郎ほか
長谷川
長谷川潾二郎 《猫》 1966年

 

3.カンディンスキー、クレーと表現主義の画家たち
 宮城県美術館は、カンディンスキーとクレーの国内有数のコレクションを所蔵しています。
 ミュンヘンの芸術家グループ「青騎士」やバウハウスで共に活動した二人は、20世紀の新しい美術を切り開き、後の多くの芸術家に影響を与えました。二人の作品に加えて、関連の深いドイツ表現主義の作品などをあわせて紹介します。
パウル
パウル・クレー 《グラジオラスの静物》 1932年


4.広がる戦後絵画
 戦後の日本美術をリードした画家たちの作品を紹介します。一大潮流となった抽象絵画、社会問題に切り込んだ作品、関西の前衛グループ「具体」の作家たちなど、激動の時代に大きな足跡をのこした画家たちの作品を紹介します。
・桂ゆき、村井正誠、田中敦子ほか
桂
桂ゆき 《婦人の日》 1953年

2.会期中のイベント
(1)講演会
11月16日(土曜)午後1時30分~午後3時(予定)
「宮城県美術館コレクションで編む近代美術史―その魅力」
講師:加野恵子氏(宮城県美術館 学芸部長) 
会場:神戸ファッション美術館 4階 第1セミナー室(開場は午後1時~)
当日先着順、定員90名
参加費は無料ですが、当日使用できる観覧券が必要です。

(2)赤ちゃん家族の日
10月10日、11月14日、12月12日、1月9日 いずれも木曜日
■未就学のお子様を連れた大人の方2名まで団体割引料金でご入館いただけます。  
■ベビーカーなどはご持参ください。事前申し込みは不要です。1階に授乳室があります。
〇当日、午後1時から約20分間「赤ちゃん家族でトーク」を行います。
 申し込み不要、先着5組まで。参加される方は受付前に集合してください。学芸員と一緒に展覧会を鑑賞します。

(3)解説会(学芸員による展覧会の解説 午後2時から約30分間 映像室にて) 
10月12日(土曜)、10月13日(日曜)、11月9日(土曜)、11月10日(日曜)、12月7日(土曜)、12月8日(日曜)、12月21日(土曜)、12月22日(日曜)、1月18日(土曜)、1月19日(日曜)
・定員40名、当日先着順 参加費は無料ですが、当日使用できる観覧券が必要です。

※展覧会のイベントは、変更することがあります。詳しくは美術館HPで最新の情報をご確認ください。

3.その他

展覧会チラシ表面(PDF:182KB)
展覧会チラシ中面(PDF:205KB)