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記者資料提供(2024年10月22日)
港湾局海岸防災課
国際テロ情勢が深刻化しているなか、来年2025年には大阪万博が開催されるなど、テロの未然防止の取組が極めて重要となっています。
この度、神戸港保安委員会の主催により、株式会社神戸クルーザーの協力の下、「ルミナス神戸2」を活用し、テロ組織に関与する者が外航クルーズ船の旅客の中に紛れ込んでいる可能性があるという想定のもと、制限区域の入出管理・不審者の通報、テロリストの制圧、負傷者の救助、入国審査・税関審査など、神戸港における総合的なテロ対策合同実動訓練を実施します。
なお、一般の方の見学はできませんので、あらかじめご了承ください。
(1)神戸港危機管理コアメンバー機関
神戸海上保安部、兵庫県警察、神戸税関、大阪出入国在留管理局神戸支局、近畿地方整備局、神戸運輸監理部、神戸市危機管理室、神戸市消防局、神戸市港湾局
(2)神戸港保安委員会の構成団体
(3)訓練協力 株式会社神戸クルーザー
(1)警備員による不審事象対処・通報訓練
(2)小型船舶による不審者逃走・捕捉訓練
(3)岸壁上での不審者対処・制圧訓練
(4)船内検索・負傷者搬送訓練
(5)入国審査による不法入国阻止訓練
(6)通関検査による爆発物検知・爆発物処理訓練
(1)小雨決行としますが、事案発生等の事情によっては、訓練の一部又は全部を中止する場合があります。
(2)報道機関に対しては、訓練全体を公開します。
(3)駐車場の台数には限りがございます。公共交通機関にてお越しいただきますようにお願い致します。
【参考:1 参加機関】
神戸港危機管理コアメンバー
港湾危機管理官(神戸海上保安部長)をトップとした9の関係行政機関で構成された、神戸港の水際危機管理組織であり、現下の情勢把握及び不審事象発生時に情報共有を図ることにより神戸港におけるテロ対策を強化するとともに、テロ対策合同実動訓練を実施し、万が一、事案が発生した場合における体制を構築しております。
神戸港保安委員会
神戸港における各機関の連携による保安の向上と入出管理の強化を図ることを目的として設置された委員会で、23の関係行政機関・民間団体により構成されています。
【参考:2 使用船舶】
ルミナス神戸2
フランスの豪華客船をイメージして造られた日本最大級のレストランクルーズ船。神戸港で唯一、明石海峡大橋の真下を通過でき、チャーターも可能。
船舶詳細
全 長:106m
総トン数:4778トン
収容人数:1000名