ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年9月 > 中学生が震災を次の世代に語り継ぐ合唱曲「ともしび」を制作します

中学生が震災を次の世代に語り継ぐ合唱曲「ともしび」を制作します

ここから本文です。

記者資料提供(2024年9月10日)
教育委員会事務局学校教育部学校教育課
鷹匠中学校では、震災体験の風化や語り部不足といった社会課題を受け、学校独自の「地域活性化計画」の一環として、阪神・淡路大震災を実際に体験していない生徒が、自分ごととして震災を見つめなおし、考え、地域や次の世代に語り継ぐプロジェクトに取り組みます。
2年生340名が作詞を担当し、神戸市出身の防災士でシンガーソングライターの石田裕之さんと協働して、混声3部合唱曲を制作します。
完成した合唱曲は、市内の震災関連行事等で披露する予定です。

内容

石田裕之さんによる講演会

「歌で伝える心のともしび」を演題に、阪神・淡路大震災や東日本大震災などの各被災地で作った歌や、ゆかりのある歌を披露しながら、被災地に込めたメッセージや創作エピソードを講演いただきます。

生徒の創作活動

これまでの防災・減災学習や石田氏の講演をヒントに『ともしびプロジェクト』の「みつめる・いかす・つなぐ」をテーマに、生徒たちが作詞します。


開催概要

日時

2024年10月3日(木曜)
10時35分から12時25分

場所

鷹匠中学校体育館及び3階ホームルーム教室

参考

「地域活性化計画」

鷹匠中学校2年生は、昨年度より「地域を元気にする」をテーマにフィールドワークやインタビュー等で地域の課題や改善点を見つける探究学習に取り組んでいます。また2024年度は地域のボランティア団体と連携して地域の防災活動について学習しています。

石田裕之(講演会講師及び作曲担当)

神戸市出身のプロシンガーソングライターで、ひょうご防災リーダー・防災士・危機管理士でもあり、2021年のデビュー以降、音楽を通じた防災啓発に取り組んでおり、これまで全国の被災地を100回以上訪問し、様々な支援活動を行っています。
とりわけ東日本大震災の被災地、宮城県石巻市には、震災後5年間毎月通い続け、地元住民と共に楽曲制作するなど、深い交流が続いています。
公式ホームページ https://ishidahiroyuki.com/