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最終更新日:2024年10月22日

児童生徒等の疾病例

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脳脊髄液減少症

交通事故やスポーツ外傷等の後に、脳脊髄液が漏れ出し減少することによって、起立性頭痛(立位によって増強する頭痛)などの頭痛、頚部痛、めまい、倦怠感、不眠、記憶障害など様々な症状を呈する「脳脊髄液減少症」とよばれる疾患が起こりうるのではないかとの報告が一部の研究者からなされています。

この疾患については、医学的な解明が進められている段階であり、スポーツ外傷等を原因として起きるかどうかも含め、いまだ定まった診断基準や治療法が確立していません。そこで、2007年度に国において研究班を設置し、統一的な診断基準の確立と有効な治療法の研究が行われており、2011年10月脳脊髄液漏出症の画像判定基準・画像診断基準が作成されました。

また2016年4月から、硬膜外自家血注入療法(ブラッドパッチ療法)が保険適用となっています。

関連リンク

脳脊髄液減少症に関するお問合せや相談は、神戸市健康局保健所保健課で受け付けています。
健康局保健所保健課「脳脊髄液減少症」

また、利用者の便宜を図るため、患者団体のホームページをご紹介します。

摂食障害

摂食障害は思春期やせ症(神経性食欲不振症)、過食症(神経性過食症)、分類不能の摂食障害に分けられます。思春期女子に増加傾向にあり、低年齢化も見られ、男子にも発症します。本人の病識がないため治療に抵抗することが多く、ときには死に至るほどの飢餓状態に陥ることもあるので、早期発見することが極めて重要です。学校では日頃から児童生徒の食事量や体格、メンタルヘルスなどに注意を払い、摂食障害の疑いがある場合には、速やかに医療機関の受診を勧める必要があります。(2011年8月「文部科学省教職員のための子どもの健康相談及び保健指導の手引」より)

国立精神・神経医療研究センター「こころの情報サイト 摂食障害」(外部リンク)

お問い合わせ先

教育委員会事務局学校支援部健康教育課