三宮駅周辺では6箇所に分散したバス乗降場から1日当たり約1,700便の中・長距離バスが発着しており、これらを集約する西日本最大級の新たなバスターミナルを再整備ビル内に整備します。
その他にも、文化・芸術や高規格な業務、宿泊など多様な機能の集積を図り、デザイン性の高いビルを目指します。
今後、段階的な整備を予定しており、Ⅰ期(雲井通5丁目地区)は、再開発会社による市街地再開発事業により、2027年度頃の完成を予定しています。
整備エリアである雲井通5・6丁目地区はJR三ノ宮駅の東の直近に位置し、ポテンシャルが高く神戸の活性化に寄与する有効的な利用を行うことが求められています。
鉄道などの公共交通機関と近接しており、交通アクセス性が良いことに加え、「特定都市再生緊急整備地域」に含まれ、都市の国際競争力強化を図る拠点としての役割も期待されているため、バスターミナルをはじめオフィスやホテルといった昼夜問わず賑わいを創出する都心にふさわしい機能の導入、神戸ならではの魅力を活かした新たな都市機能の集積を図ります。
※パースはイメージであり、今後の設計および関係機関との協議により変更となる場合があります。
新たなバスターミナルにおけるバス乗降場集約の基本的な考え方として、一般的に降車場は目的地へ移動するための鉄道・タクシー等への乗り継ぎニーズが高い一方で、乗車場は発券場や待合等の滞留空間を必要とするなど、降車と乗車で利用者ニーズが異なるため、乗車場と降車場を分けた配置を検討しています。
新たなバスターミナル内に乗車場を集約し、利用者の利便性向上を図るため高質でゆとりある待合空間等の整備、物販店などの商業施設、観光案内センター等の配置も合わせて検討しています。
※パースはイメージであり、今後の設計および関係機関との協議により変更となる場合があります。
「知と情報のゲートウェイ」として、屋上庭園と一体になった美しく快適な読書空間を整備。ICT技術の活用や他機能との連携により図書館サービスの利便性を向上。
現文化ホールの機能を継承しながら進化する技術・ニーズにも対応する「大ホール」(1,800席程度)、区民ホール利用にも対応する「多目的スペース」を整備。
屋上庭園イメージ
※パースはイメージであり、今後の設計および関係機関との協議により変更となる場合があります。
関連リンク