事業紹介


JR元町駅前まちなか拠点

「元町駅前まちなか拠点」は、道路を貴重な公共空間ととらえ、利用状況に見合った整備を行う「道路のリデザイン」の取り組みです。
旧居留地や南京町、メリケンパークなどのウォーターフロントへの玄関口であり、多くの人が利用するJR元町駅東口に新たな待ち合わせスポットとして2017年度に整備しました。
特徴的な階段状のベンチは、「六甲の稜線」と「みなとの泊(とまり)」を模しており、神戸大学の学生グループの提案によるものです。


 

事業詳細


まちなか拠点ができるまで

JR元町駅東口前は、旧居留地や南京町などの観光地やメリケンパークなどのウォーターフロントエリアへの玄関口となっており、人の往来も大変多い場所となっています。

しかし駅前には一定の広さの空間と植栽帯はありましたが、ゆっくりと待ち合わせなどができるような設えはありませんでした。そこで既存の空間を有効活用し、待ち合わせや気軽に休憩できる場所として「まちなか拠点」を整備しました。

JR元町駅前の整備前写真


 

まちなか拠点の特徴

2017年6月に整備イメージを一般公募し、その中から最優秀賞に輝いた神戸大学学生グループの提案を採用し、「六甲の稜線」と「みなとの泊(とまり)」を模した階段状のベンチを配置しています。
ベンチを層にすることにより、駅側からも奥の景色が見えて圧迫感が抑えられ、時間によって影の情景が変化するなど、限られたスペースを有効に活用した斬新なデザインが特徴です。

元町駅前まちなか拠点整備後
 

2024年8月には、間接照明等の増設を行い、夜間も安全に利用できる、さらに魅力ある場所に生まれ変わりました。

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