「パークレット」は、サンフランシスコ(アメリカ)が発祥と言われ、道路上の余剰空間を公共空間に変えていくプロジェクトの一環で、クイーンズタウン(ニュージーランド)やハノーファー(ドイツ)など世界中に広がりを見せています。
三宮中央通りの車道の一部を利用した設置は日本初の取り組みで、ウッドデッキの休憩施設では、読書や食事など自由に使うことができ、憩いやにぎわいの空間となっています。現在、4基設置しています。
三宮中央通りなど4箇所にあるパークレット毎にレイアウトが異なり、グループ利用やテイクアウトカフェのように利用できるようたくさんのベンチを設置しているパターン、お子様と休憩することや都心内で緑を感じながらゆっくりできるようにベンチと人工芝を設置しているパターン、立ち話をしながらの利用、まちなみを眺めながら休憩ができるようにスタンディングテーブルとベンチを設置しているパターン等があります。利用者の皆さんがその時々の状況に合わせて楽しく快適に利用できるようにしています。
日常的には、芝生で遊ぶ子どもとベンチから見守る母親、グループ利用でのおしゃべり、テーブルを利用した飲食、スマホ操作をしながらの待ち合わせ等がみられています。
更に、パークレット壁面広告による協賛金をまちづくり活動に充てることとしており、これと合わせたコーヒー等の無料試飲イベントにより、街に新たな賑わいがもたらされました。
これらの取り組みや優れたデザインが評価され、2018年10月にグッドデザイン賞を受賞しました。
2018年10月4日 | お知らせ | KOBEパークレットが2018年度グッドデザイン賞を受賞!!(外部リンク) |