元町駅からウォーターフロントへの移動の「要」となる鯉川筋においては、歩行者が行き来しやすく、また、人々が集い、憩えるシンボリックな回遊拠点を形成するため、歩行者空間の拡充を段階的に行っていました。
2014年11月に交通社会実験を実施し、以後具体的な整備デザインの検討及び関係機関との協議を行い、2020年9月より元町駅~栄町通1交差点(300m間)について西側歩道の拡幅工事に着手、2021年11月完成しました。
鯉川筋の元町通1丁目交差点(大丸前スクランブル交差点)周辺の空間は、元町商店街、三宮センター街、南京町、旧居留地等、神戸の象徴的な地域と接し、来訪者の東西の行き来や、ウォーターフロントへ誘う動線となる等、移動の「要」となる場所であることから、この道路空間を「人々が集い、憩い、また、行き来しやすい空間」に変えていくことを検討するため、2013年度に、鯉川筋に関わりの深いまちづくり団体などと神戸市が中心となって、実行委員会を設立しました。
鯉川筋の再整備にあたっては、2014年度に実施した社会実験の結果をふまえ、段階的に進めていきます。まずは現状の自動車交通に影響を与えない範囲で歩道拡幅を行い、歩行環境の向上および回遊性の向上を図っています。
元町駅~栄町通1交差点(300m間)について西側の歩道拡幅工事に2020年9月から着手しており、2021年11月に完成。
また、鯉川筋の他の区間((中央幹線~元町通1交差点(100m間)、(栄町通1交差点~国道2号(160m間)))についても、歩道部のデザインを統一するため2021年度以降に整備を行う予定です。
2015年3月19日 | お知らせ | 交通社会実験の結果 |
2015年3月19日 | お知らせ | 交通社会実験の概要と実施内容 |