三宮クロススクエア(東側・第1段階)のイメージ
※ビル低層部のデザインはイメージであり、今後変更となる場合があります。
「三宮クロススクエア」は、神戸の玄関口である三宮駅周辺で目指す、神戸の象徴となる新しい駅前空間「えき≈まち空間」の核となる取り組みです。
三宮交差点を中心に税関線(フラワーロード)と中央幹線の一部において「人と公共交通優先の空間」を創出することで、「えき」と周辺の「まち」をつなぐとともに、日常的なにぎわいを生み出します。
今後、段階的な整備を予定しており、まずは2029年度頃(JR新駅ビル開業と同時期)の第1段階の完成を目指しています。
公共空間と沿道建築物が一体となったにぎわいの創出を図るため、周辺の「まち」の特性を踏まえ、「三宮クロススクエア」を5つにゾーニングし、地域の方々等と話し合いながら具体化を図ります。
まず中心となる三宮交差点は、「まち」との重要な結節点として沿道建築物と一体となった象徴的な空間としての顔づくりを行います。
南北方向は誰にとっても使いやすい公共交通軸としての空間を確保し、花と緑を備えた、落ち着いて憩い滞留できる空間とします。
東西方向は様々な市民活動が展開され、周辺の民間施設と連携してにぎわいと活力があふれる空間とします。
(1)4つの顔が向き合う場(三宮交差点)
神戸の玄関口“三宮”を印象づける場として、神戸の「顔」にふさわしい空間を形成する「象徴ゾーン」として位置づけ
(2)「三宮クロススクエア」東側
JR、ポートライナー、阪神等の鉄道駅、バスターミナル等があり、乗換動線を分かりやすくするとともに日常的なにぎわいや大規模なイベントにも対応できる「にぎわいゾーン」として位置づけ
(3)「三宮クロススクエア」西側
北に高架下商店街、南にセンタープラザ等があり、元町方面へつながる通り空間として人が集い憩うための「うるおいと集いゾーン」として位置づけ
(4)「三宮クロススクエア」北側
JRの北側と阪急の北側の広場が一体となった歩行者空間を確保し、六甲山を望む新たな視点場を設けるとともに、北野方面へのアプローチ空間となる「山を感じる自然ゾーン」として位置づけ
(5)「三宮クロススクエア」南側
三宮交差点から東遊園地を経てウォーターフロントへ誘う空間を確保し、花と緑の連続や海へのつながりを意識した「海へつながる環境ゾーン」として位置づけ
整備にあたっては必要な対策を実施し、交通状況を見据えながら段階的に進めていきます。
<第1段階>
「三宮クロススクエア」東側の車線減少
<第2段階>
「三宮クロススクエア」東側の完成
<将来像>
「三宮クロススクエア」完成
2018年9月18日 | お知らせ | 「えき≈まち空間」基本計画策定 |
2018年3月30日 | お知らせ | 神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画(案)の市民意見募集の結果 |