記者資料提供(2024年8月19日)
神戸市立科学技術高等学校
本校では、2004年からボランティア活動として「空飛ぶ車いす活動」(課題研究・部活動)に取り組んでおり、年間約100台の車いすを修理し、アジアをはじめ車いすの購入が困難な地域の方々に寄贈しています。この活動は2024年で21年目となり、8月には通算3,000台目の車いすを海外へ向けて発送します。
寄贈台数3,000台記念出発式概要
日時:2024年8月27日(火曜)13時30分から14時00分
場所:神戸市立科学技術高等学校(神戸市中央区脇浜町1-4-70)3号館1階自動車実習室
内容:3,000台目の車いすの梱包ならびに海外への発送
(参考)「空飛ぶ車いす活動」について
故障や子供の成長によりサイズが合わなくなるなど、様々な理由で廃棄される車いすを提供していただき、工業高校生が学校で学んだ知識や技能を生かして清掃・修理・整備・点検し、アジアをはじめとする車いすを必要としながらも購入が困難な地域の方々に寄贈する国際協力活動です。
この活動は、車いすの提供ボランティアや整備を行う修理ボランティア、必要とする人の手元に届ける輸送ボランティアのリレーで成り立っています。
「空飛ぶ車いす」(公益財団法人日本社会福祉弘済会ホームページ)
(参考)科学技術高等学校の取り組みについて
本校では、「空飛ぶ車いす活動」の修理ボランティアを担っています。命を預かるということを忘れず、細心の注意を払いながら日々作業を行っています。
年間約100台を発送し、輸送ボランティアの方々の協力を経て航空便や船便で海外の利用者のもとに届けられています。
今後の目標として、生徒が利用者のもとに出向き、出張整備や交流などの機会を設けるなど活動の幅を広げていきたいと考えています。