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科学技術高校 灘中央市場の活気を再び!かまどベンチで炊き出しを開催

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記者資料提供(2024年11月8日)
神戸市立科学技術高等学校
本校では、都市工学科の学生が課題研究の授業で地域貢献の探究活動を行っています。今年9月、本校近隣の灘中央市場の活気復活を目指して、本校生徒が地域の子どもたちと共に「かまどベンチ」を制作し、市場に設置しました。今回は、かまどベンチの火入れイベントとして、お米の炊き出しを行います。

背景

灘中央市場は、2025年8月に創設100周年を迎えますが、スーパーマーケットの台頭により以前の活気が失われ、今後の活性化に課題を抱えています。また、市場付近は密集市街地に指定されており、まちづくりの観点でも今後の動向が注視されています。
こうした地域課題に着目し、地域の子育て世帯が気軽に市場に立ち寄れる環境づくりを目指して、本校の生徒がかまどベンチ制作に取り組みました。

かまどベンチを使った炊き出しワークショップ

日時:2024年11月17日(日曜)11時から13時まで(お米がなくなりしだい終了)
場所:神戸市灘区水道筋3丁目防災空地(土居精肉店前)
内容:本校の都市工学科3年生6名が、かまどベンチでお米の炊き出しを行います。災害時に誰でも使えるように、参加者には火起こしから参加していただきます。また、お米に合うおかずをテイクアウトできる灘中央市場とのコラボレーション企画となっており、市場の食の美味しさも伝えます。

「かまどベンチ」とは

平常時はベンチ、災害時に炊き出しができる「かまど」になります。
防災意識の向上だけでなく、市場の食の美味しさを伝える炊き出しなどのイベントに活用できます。

取材の際のお願い

  • 取材を希望される場合は、必ず11月15日(金曜)17時までに教頭へご連絡ください。
  • 参加者には、配慮を要する生徒がおりますので、生徒の撮影やインタビューは、当日の責任者に確認のうえ行っていただきますよう、お願いいたします。
  • 取材に際しては、自社腕章の着用をお願いいたします。

<参考>「課題研究」の授業について

本校では、3年生からグループ毎に様々な探求テーマを設定し、これまで学んだ力を総合的に働かせながら仲間と課題の解決に向けて実践的な学習を行っています。1年間をかけて調査・実験等を行い、学期末に研究成果をまとめて発表します。