ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2023年11月 > 「市民・企業参加型登山道整備プログラム」を初めて実施 ~専門家による技術支援を受けて地域住民が登山道を整備します~
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記者資料提供(2023年11月27日)
経済観光局観光企画課
建設局公園部森林整備事務所
灘区総務部地域協働課
文化スポーツ局文化財課・博物館
六甲山系や丹生山系、そのほか多様で個性的な魅力ある山に囲まれた、神戸。市では2023年度より、「神戸登山プロジェクト」を立ち上げ、市民のみなさまや、市外からお越しの方に、神戸の「登山」を楽しんでいただける環境づくりに取り組んでいます。
灘区の桜ヶ丘は、1964年に国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈群が出土し、地域団体「一王山もりあげ隊」が地域の財産としてPRする取り組みをしています。
このたび「一王山もりあげ隊」が神戸市の派遣する専門家による技術支援を受け、出土地までの登山道を整備する「市民・企業参加型登山道整備プログラム」を実施します。
今回「一王山もりあげ隊」と実施する当プログラムは、その取り組みの第1号の事例となります。
11月29日の当日、整備の様子など取材をいただけます。(申し込み要)
(申込方法)
(注意事項)
山中を歩きますので、動きやすい服装や滑らない靴などをご用意ください。
1964年12月、灘区桜ヶ丘町で約2000年前の弥生時代に作られたとされる、14口の銅鐸と7口の銅戈が発見されました。その後、1970年「国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈群」として国宝に指定され、現在は神戸市立博物館のコレクション展示室(2024年2月9日まで工事休館中)で展示されています。
12月10日に一王山もりあげ隊が主催する「銅鐸まつり」が開催されます。出土地見学やワークショップ、講演会などが予定されています。
この度の登山道整備に合わせ、国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈の原寸大レプリカを兵庫県立相生産業高等学校(機械科)の生徒が授業で制作し、「一王山もりあげ隊」に寄贈いただくことになりました。