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記者資料提供(2024年7月11日)
こども家庭局こども青少年課
“社会を明るくする運動”は、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。2024年(令和6年)で74回目を迎えます。
このたび、神戸保護観察所長、神戸市保護司会連絡協議会長ほか市内保護司代表の方々が、神戸市推進委員会委員長である神戸市長を表敬し、「内閣総理大臣メッセージ」の伝達を行います。
神戸保護観察所 所長 小椋 順一 計3名
神戸市保護司会連絡協議会 会長 真野 和年 計10名
神戸市会議員(保護司) 計9名
“社会を明るくする運動”とは
(趣旨)
すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築こうとするものです。
(強調月間)
7月1日から7月31日
(行動目標:この運動が目指すこと)
(1) 犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築くこと
(2) 犯罪や非行をした人が再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支えること
(重点事項:この運動において力を入れて取り組むこと)
急速に変化する社会の中で、孤独・孤立や生きづらさを抱えながらも、過去の過ちから立ち直ろうとする人を再び地域に受け入れることにより、多様な背景を持つ人と人とが緩やかに繋がりつつ共に支え合う包摂的な地域社会を実現できるよう、次のことに力を入れて取り組む。
(1) 誰もが抱えうる問題が犯罪や非行の要因となりうることや、人は変われるということを信じて寄り添い続ける更生保護の活動は、再犯を防止して立ち直りを支える大切な活動である ことについて、国民の各層に広く周知し、理解を深めてもらうための取組
(2) 犯罪や非行の防止や、犯罪や非行をした人の立ち直りには様々な協力の方法があることを示し、多くの人に協力者として気軽に参加してもらうための取組
(3) 同じ地域社会の一員である保護司、更生保護女性会会員、BBS会員、協力雇用主等の更生保護ボランティアの活動に対する支援の充実を図るほか、積極的な広報等により、なり手 を増やすための取組
(4) 民間協力者と地方公共団体と国との連携を強化しつつ、犯罪や非行をした人が、仕事、住居、教育、保健医療・福祉サービスなどに関し必要な支援を受けやすくするためのネットワ ークを作る取組
(5) 犯罪や非行が起こらないよう、こどもや若者の健やかな成長を期する取組
(組織)
法務省が主唱し、中央と都道府県及び市区町村等を単位として“社会を明るくする運動”推進委員会を置き、運動の趣旨に賛同した機関・団体が協力して実施にあたる。
神戸市は、市長が神戸市推進委員会委員長に就任している。