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記者資料提供(2024年4月8日)
交通局高速鉄道部施設課
神戸市交通局が所管する、市営地下鉄駅、駅ビル、市バス営業所他計62施設において、省エネルギー改修を推進し、施設の光熱水費の効率的な削減及び脱炭素化、環境負荷の低減を進めることを目的に、事業者を募集していた「神戸市営地下鉄駅他交通施設ESCO事業」について、1社より提案があり、「神戸市営地下鉄駅他交通施設ESCO事業委託候補者提案審査委員会」の評価を踏まえ、以下のとおり優先交渉権者を決定しました。今後は事業者と詳細協議を行い、契約締結を予定しています。
200点/270点満点
(1)協定書締結、詳細調査・詳細協議 | 2024年4月上旬 |
(2)ESCO契約の締結 | 2024年8月下旬 |
(3)ESCO設備導入期間 | 契約締結日~2026年3月31日 |
(4)運転、維持管理、計測検証開始 | 2026年4月1日 |
(5)運転、維持管理、計測検証期間 | 2026年4月1日~2029年3月31日 |
件名 | 神戸市営地下鉄駅他交通施設ESCO事業 |
提案者 | 東芝エレベータ株式会社(代表者)、三菱電機ビルソリューションズ株式会社、ダイキンエアテクノ株式会社、有元温調株式会社、関西電力株式会社のグループ |
提案の概要 | ※本提案は、公募時の仕様・数量をもとに提案された内容です。 今後、事業者による現地詳細調査で確定した仕様・数量をもとに算定した削減保証額やESCOサービス料で契約を締結するため、提案内容から変更となる可能性があります。 |
●1次エネルギー削減率
9.31%
●CO2削減率
9.32%
●年間削減予定額(消費税込)
86,667,123円/年
●年間削減保証額(消費税込)
86,000,000円/年
●ESCOサービス料総額(消費税込)
5,082,220,000円
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●主な提案内容 ・高効率な照明設備への更新 ・熱源の蓄熱方式の見直しやダウンサイジング ・既存中央監視盤の改修による西神山手線・海岸線一元管理システム ・ハイグレードモデルやセンシング機能等を搭載した個別空調設備 等
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提案の評価点数 | 200/270点満点(74%) |
委託候補者 提案審査委員会 委員の付議事項 |
・熱源のダウンサイジングという提案であったが、地下鉄駅ならではの負荷特徴を踏まえて、更なる
省エネ提案を期待している。
・自動制御においては、人や気流、CO2濃度などを解析するなど、センシングに説得力を持たせて
大胆な制御を行い、将来を見据えてバランスのいいエネルギーマネージメントを検討してほしい。
・本事業は、事前の実測検証が非常に重要であり、提案内容以上に詳細な実測検証が必要と考える。
その実測結果を踏まえ、空冷方式や個別空調への空調方式変更も含めて引継ぎ検討してほしい。
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