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「こうべ給食ファーマー」と小学生が初めて共同でじゃがいもを収穫します

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記者資料提供(2023年12月8日)
経済観光局農水産課,農政計画課
市では、地産地消の推進の一環として小中学校の学校給食へ神戸産野菜の利用を進めています。
市内で栽培した野菜を学校給食でより多くの子どもたちに届けるため、(一財)神戸農政公社は、今年度新たに市内産の給食用野菜を栽培する担い手となる「こうべ給食ファーマー」を育成する人材育成カリキュラムを実施しています。9月に開校して以来、研修生は市内小中学校の給食に貢献したい思いで、じゃがいも生産者の指導のもと、栽培技術の修得に取組んでいます。

趣旨

この度、じゃがいもの収穫時期を迎え、生産者と一緒に、「こうべ給食ファーマー」研修生が「ル*ル*ルプログラム」に参加する本山南小学校児童と共同で初めて市内産じゃがいもの収穫を行います。収穫したジャガイモは、学校給食に利用される予定です。

生産者と研修生、児童が相互交流することで、生産者と研修生の給食用野菜生産に向けた意欲を高めるとともに、児童の地産地消の理解促進につなげていきます。

概要

日時

2023年12月12日(火曜)9時30分から12時00分
※雨天中止

場所

神戸市西区岩岡町岩岡944-1
(JA兵庫六甲 農協市場館JAピカリショップ隣接圃場)

参加者

学校給食ジャガイモ部会員:約10人
「こうべ給食ファーマー」研修生:20人
神戸市立本山南小学校3年生:92人

内容

・生産者(講師)のお話
・「こうべ給食ファーマー」研修生と児童による収穫

問合せ

取材にお越しいただく場合、12月8日(金曜)の17時までに下記までご連絡いただきますようお願いします。
(一財)神戸農政公社 建部・末松 TEL:078-991-1557  FAX:078-991-3915

ル*ル*ルプログラムに関してのお問合せは下記までお願いします。
(一財)神戸市学校給食会 原・稲垣 TEL:078-221-3132 FAX:078-221-2203
 

参考

こうべ給食ファーマー

これまで、(一財)神戸農政公社を含む認定研修機関8機関が市の認定を受け、神戸ネクストファーマーの育成を図っています。神戸市内で就農するには約1,200時間の農業研修が必要ですが、神戸ネクストファーマー制度により「こうべ給食ファーマーコース」ではおよそ100時間程度の研修等を修了することで、100㎡~1,000㎡(平方メートル)未満の小規模な農地を借りることができます。研修プログラムは主に土日開催のため、平日別の仕事を続けながら受講することができ、研修修了後は、給食用の食材として生産・出荷していただくこととしています。
給食用食材の生産拡大に加え、給食における使用率の向上、休耕田等の活用、高齢者・障がい人材等の活用を図ります。
適切に農地管理を行えば、3年目以降は、1,000㎡(平方メートル)以上の本格就農も可能になります。

給食ファーマー生

じゃがいも定植の様子

ル*ル*ルプログラム

小学生が、神戸の自然豊かな農村地域での農業体験を通して、学校給食で食べる食材がどのように生産され、給食に提供されるかを一貫して学習する神戸市学校給食会主催の食育プログラムです。
当プログラムを通じて、子供たちが「食」や「農」「地域」への理解や生産者への感謝の気持ちを育む等の効果をめざします。

(ル*ル*ルは、「育てる」「収穫する」「給食で食べる」からネーミング)