ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年2月 > 令和5年度第18回神戸市教育委員会会議の結果
ここから本文です。
記者資料提供(2024年2月19日)
教育委員会事務局監理室
教第39号議案 神戸市におけるAIの活用等に関する条例に関する意見決定について
AIの活用等に関する条例を制定するに当たり、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定める市長による教育委員会への意見聴取の手続きに基づき、今後、条例に基づき AIの活用等に関する基本指針を定めること等の説明を受け、異議はない旨、決定した。
教第40号議案 令和6年度一般会計予算(教育委員会所管分)に関する意見決定について
令和6年度神戸市一般会計予算(教育委員会所管分)の作成について、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に定める市長による教育委員会への意見聴取の手続きに基づき、令和6年度の教育委員会予算の主要事業の事業内容や予算額等の説明を受け、原案どおり作成することに異議はない旨、決定した。
「個別最適な学び」や「協働的な学び」の充実、不登校等の児童生徒に対する支援等、教育や支援の充実に取り組んでいく必要がある等の意見があった。
協議事項9 市立幼稚園のあり方について
今後の幼児教育・保育における市立幼稚園の方針案について、協議した。
市民意見募集や地域での説明でいただいた意見をよく検討し、保護者や地域に理解いただけるよう努め、一層丁寧な対応を進める必要がある等の意見があった。
協議事項39 第4期教育振興基本計画について
第4期教育振興基本計画について、現時点での市民意見提出の状況の報告を受け、計画案について協議した。
計画を策定するにあたっては、市立学校に勤務する教職員にも計画案を周知し、意見を求める必要がある等の意見があった。
協議事項49 令和5年度全国学力・学習状況調査の結果を踏まえた取組みについて
小学校6年生・中学校3年生を対象とした令和5年度の全国学力・学習状況調査結果の分析について報告を受けるとともに、来年度の全国学力・学習状況調査に関し、調査への参加、全体結果の公表及び学力向上に向け調査結果を踏まえた取組みについて協議した。
小・中学校共に、「思考・判断・表現」の設問に課題が見られ、中学校は記述式の設問で無回答率が全国平均よりも高い傾向が見られたことから、「論理的に考察し、表現する力」の育成に重点を置いた授業を進める中で、各校の学力向上に向けた取り組みのうち、効果が高い取組みを全市展開していくため、教育委員会として支援していく必要がある等の意見があった。
協議事項50 学校給食について
食材価格の高騰が続いている中、給食の質の維持等について、学校給食委員会の意見を踏まえ、協議した。
保護者の経済的負担軽減の観点から、令和6年度も引続き現行価格水準における食材費と保護者が負担する給食費の差額を公費で負担し、栄養バランスのとれた給食を維持していく必要がある等の意見があった。