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最終更新日:2024年10月23日
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今回私たちが訪れたのは西脇小学校です。
学校では終始、児童の皆さんのあたたかいおもてなしを受けました。教室まで案内してくれたり、心のこもった歌と挨拶を披露してくれたり、本当にありがとうございます。
地域の皆さんとの意見交換では、コロナ禍でも児童がのびのび育つよう見守り、励ましてくださっていることが、ひしひしと伝わってきました。
授業の光景も深く心に残っています。体育館での真剣な書き初め、歌とダンスで学ぶ算数、教室でじっくり辞書を何度も引く姿など、先生方の熱心なご指導の下、主体的・対話的で深い学びに取り組む様子を拝見しました。
1年生は、かわいい自作のカルタをたくさん見せてくれました。その一つには、こう書かれていました。「ひ:日の出がきれいだ お正月」。
来年は良い年になりそうだと、明るい気持ちで学校を後にした次第です。
冬晴れの午後、長峰中学校におけるスクール・ミーティングに参加させていただきました。
灘区の高台に位置する同校は、校内各所から神戸市街地・大阪湾を広く見渡すことができ、その眺望は息をのむほど美しく素晴らしいです。
授業見学では、英語・数学等で真剣な表情で落ち着いて授業に取り組む様子を、体育・美術等ではいきいきとした表情で楽しそうに活動する様子を見させていただきました。特に、広い運動場でポップな音楽を流しながらサッカーで楽しそうに駆け回る姿や、美術で自分を表す漢字1字をテーマに素敵な絵を製作している姿(デザイン性が高く、カラフルで独創性のある素敵な作品ばかりで、そのハイレベルさに正直驚きました。)には、こちらまで心はずむような気持ちになりました。
その後、校長先生から同校における様々な取組を、また、評議員の皆様からは「子どもたちのために」というあたたかく強い思いが伝わる様々なお話を聞かせていただきました。特に、感染対策のため様々な制限がある中でも自分たちにできることをという思いで、子どもたちが主体的に考え、これまでとは異なるかたちで実施されたトライやる・ウィーク(地域清掃活動、横断幕製作、事業所のぼり等の製作、学校壁画修復)を通じ、子どもたちと地域の方々とがさらにつながりを深められたお話は、深く印象に残りました。
スクール・ミーティングにご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
東町小学校の「みどパンフェスティバル(運動会)」の様子を見学させていただきました。低学年はかけっこ、中学年以降はリレーと発達に応じた走競技を設定されており、生徒のみなさんの成長を目の当たりにしました。学年が上がる毎にどんどんたくましくなります。どの学年の児童のみなさんも、最後まであきらめずに走りぬく姿がとても印象的で、一人ひとりが自分の力を出し切って、全力でがんばるという目標が達成されていると思いました。
密を避けるためにバディ学年毎(2学年)の開催、競技中以外はマスク着用と感染予防対策も工夫されていました。子どもたちも競技が終わるとさっとマスクを着用していて、子どもたちの意識の高さも拝見することができました。
コロナ禍でなかなか学年間の交流ができない状況ではありますが、バティ学年との交流を大切にされていて、バディ学年からの応援も微笑ましかったです。心地よい良いお天気の中、緑のパンツを履いた児童のみなさんの元気いっぱいの姿を拝見し、私も元気をもらいました。
東町小学校の皆様、ありがとうございました。
神戸市立青少年育成センター内にある「くすのき教室」を訪問いたしました。
同センターは、地下鉄大倉山駅から徒歩2~3分の便利な場所にあり、すぐ近くには神戸文化ホール・中央図書館等の文化施設や中央体育館・大倉山公園等があります。建物内は新しく明るい雰囲気で、教室や調理室のほか、数台の卓球台がならぶ部屋もありました。
各教室では、小学生のクラスでUNO等のカードゲームで楽しく盛り上がっているところを、また、中学生のクラスではそれぞれ学習に落ち着いて取り組んでいる様子や指導員の説明を熱心に聞いている様子等を見せていただけました。
11月9日(火曜日)室内小学校のスクールミーティングに参加しました。
授業見学では、今年度から本格的に開始した1人1台のGIGA端末を活用した授業を興味深く見せていただきました。子どもたちが集中して授業に取り組む様子がよくわかりました。今後、授業を円滑に進めるツールとして、使っていくなかでルールを学び、より効果的に使う場面が増えることが期待できそうです。
6年生の授業では、室内小学校の伝統である全員参加の金管バンドの演奏を聞かせてもらいました。コロナ禍でなかなか十分な練習もできなかったと聞きましたが、全員で心を合わせて演奏する頼もしい姿を見て、音楽の持つ力を改めて感じました。
児童が下校する際には、さようならではなく「また明日」と言って帰るという伝統も、愛を持って子どもたちに接する室内小学校の伝統であると聞きました。「また明日」の声が響くなか、評議員・PTAの方々と意見交換をすることができ、地域と共にある小学校の様子がわかり意義ある時間となりました。
伊川谷小学校の授業と給食の様子を見学させていただきました。
どの教室を訪れても「もっとスマイル伊川」のスローガンのもと児童のみなさんが元気に挨拶をしてくださり、こちらもスマイルになりました。書画カメラを使った習字や美術の授業では先生の手元が児童からもよく見えますし、社会や理科などでは画像や映像を活用した授業がされており、児童のみなさんも熱心に勉強されていました。
コロナ禍の給食では、係の児童が「心の中でいただきます」と呼びかけ、黙食を徹底されていました。食事中も栄養教諭が作成された今日の献立の動画を見るなど工夫がされており、先生方のご指導と、児童のみなさんも状況をよく理解され、感染予防行動をとることができていることに感銘を受けました。
通級指導教室も見学させていただきました。集団生活におけるお子さんの情緒の安定を図り、集団生活に進んで参加しようとする意欲と力を育んでいくために、お部屋の環境もさることながら、通級学級の先生の細かな配慮と、担任の先生との連携のすばらしさに感銘を受けました。このような教室が充実していくよう尽力したいと思います。
伊川谷小学校の皆様、ありがとうございました。
令和3年度第1回目のスクール・ミーティングで、ポートアイランドにある港島幼稚園を訪問しました。
まず目に飛び込んできたのが、全面芝生の園庭、どんぐりを一杯もたらしてくれる木々です。人口島とは思えない環境で、今年度の重点目標「自然の中で、伸び伸び育て、みなとじまっこ」にも納得しました。各自が考えた立場のリスになりきって遊ぶなど、園児たちの元気な様子を微笑ましく、そして頼もしく拝見した参観の後、学校評議員・園職員・接続学校園の方々と意見交換を行いました。皆さんの連携の良さが伺え、義務教育学校港島学園と同一敷地にあること、ほとんどの園児がその港島学園に進学すること、外国にルーツを持つ幼児が多く在籍していること、2011年から経験を積み重ねてきている3年保育など、園ならではの特徴を十二分に活かして、子どもたちの成長をしっかり見守り、促していることが理解でき、とても有意義な訪問となりました。
気持ちのよい秋晴れの朝、本庄小学校を訪問し、スポーツフェスティバル(学年別運動会)と授業の様子を見学させていただきました。
訪問時は1年生の運動会の時間帯で、競技開始に先立ち、高学年有志の応援団による応援合戦が披露されました。マウスガードをつけた上級生たちが、気合の入った声と動きで力強いエールを送る姿は、1年生の気持ちをさらに高め、あこがれの存在として心に刻まれたものと思います。応援合戦後、いよいよ1年生のかけっこスタートです。合図にあわせて一斉にかけ出し、ゴールに向かってひたむきに走る姿にはこちらまで元気と笑顔をもらえました。
その後、校内で他学年の授業を見学させていただきましたが、全体としてICT機器を活用した学びが進められる様子、特に、高学年ではタブレット端末をスムーズに操作しながらいきいきと課題に取り組む姿等を見せていただくことができました。外で運動会をしているからといって浮つくことなく、どの教室でも落ち着いて授業に取り組んでいる様子には感服しました。
本庄小学校の皆様、ありがとうございました。
神港橘高校の文化祭を見学させていただきました。感染対策のため一般公開はせず、また、学年別で時間ごとに入れ替える形式で実施されていました。
はじめに、校長室で茶道部の生徒さんが点ててくださった美味しいお抹茶を頂戴し、その後、校内を回らせていただき様々な展示や発表を見せていただきました。龍師団の演技では、音と動きが融合して生み出す美しさ・迫力にただただ圧倒されました。漫画研究部の様々なイラストが描かれたカード・しおり等は、目を見張るものばかりでした。放送部では、自主製作された動画(学校・生徒さんたちの日常の様子等)を見せていただきましたが、雰囲気のある短編映画のような出来ばえで、胸に迫るものがありました。すべては紹介しきれませんが、昨年からの制約ある学校生活の中でも生徒さんたちがそれぞれ懸命に様々な活動に取り組まれた成果の一端を見せていただくことができ、胸が熱くなる思いがいたしました。
神港橘高校の皆様、ありがとうございました。