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連節バス「Port Loop」の定時性向上に向けた優先信号制御システムの実証実験を行います

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記者資料提供(2024年11月12日)
都市局交通政策課
神戸市では、神姫バス株式会社を運行事業者として、2021年4月より都心~ウォーターフロント間において連節バス「PortLoop(ポートループ)」を運行しております。
この度、定時性の向上に向け、国道2号の2交差点において、ポートループ優先の信号制御システムの導入を目指し、実証実験を行います。

1.ポートループの現在の運行状況

ポートループが運行している都心部のウォーターフロントにおいては、特に土休日に交通が集中することにより渋滞が頻繁に起こっており、ダイヤ上は約80分で1周するところ、3~15分程度の遅延が発生しています。

2.実証実験の概要

(1)日時:11月18日(月曜日)~12月22日(日曜日)終日

(2)場所:国道2号の京橋交差点、弁天町交差点

(3)システムの概要:

  • 全地球航法衛星システム(GNSS:GlobalNavigationSatelliteSystem)によりポートループの位置情報を把握し、当該交差点へ近づいたことを認識すると、青信号が延び、ポートループが優先通行できます。
  • ポートループ全33便/日(1時間当たり約3便)で行います。

(4)見込まれる効果

  • 最大で1交差点当たり2.5分の遅延の解消により定時性が改善します。
システムイメージ
システムイメージ

地図
【優先制御の対象】
①国道2号京橋交差点(東進右折)
②国道2号弁天町交差点(東進右折)