ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年3月 > 阪神高速7号北神戸線の料金割引社会実験を五社まで拡大します~有馬街道の渋滞を回避してスムーズに通勤~
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記者資料提供(2024年3月15日)
建設局道路計画課
北区と中央区を結ぶ主要な幹線道路である有馬街道(県道神戸三田線)は、周辺の道路ネットワークが乏しく、代替路がないことから平日の朝ピーク時間帯等の慢性的な渋滞解消が長年の課題でした。
これまでネットワーク整備や道路改良など様々なハード対策を行っており、渋滞緩和に一定の効果が見られていますが、さらなる渋滞対策として、2023年4月より、並行する阪神高速7号北神戸線の料金を割引くことにより、有馬街道の自動車交通を阪神高速へ転換させ、渋滞緩和を図る社会実験を実施しています。
2023年度における社会実験の効果検証の結果、交通環境の改善に一定の効果が見られたことから、この度、さらなる渋滞緩和を図るため、割引対象ランプに「五社ランプ」を追加し、本社会実験を継続実施します。
(2)対象時間:平日の午前6時~10時
(3)対象車種:ETC搭載の普通車・軽自動車・自動二輪車
(上記対象時間に対象ランプから入り、対象ランプで出た車両)
(4)割引料金と対象ランプ:
※都心4ランプ:国道2号、二宮、神若、新神戸駅
※都心4ランプの料金については、国道2号ランプの料金を記載
※新神戸トンネルと3号神戸線とを引き続いて通行する場合は、割引の適用はありません
※障がい者割引との重複適用はありません(障がい者割引が優先されます)
本社会実験の実施にあたって、関係機関による協議会を組織し、有馬街道周辺の渋滞状況の分析を行った上で、社会実験の内容を検討しました。
さらに、社会実験の効果検証を行い、この度の方針を取り決めました。
引き続き、構成メンバーが協力して社会実験を実施するとともに効果検証を行っていきます。
(1)協議会名:神戸三田線等の交通環境改善のための阪神高速北神戸線料金割引社会実験協議会
(2)構成メンバー: 国土交通省近畿地方整備局、国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所、神戸市建設局(協議会事務局)、阪神高速道路株式会社
(3)協議会の役割:社会実験の内容検討や効果検証の実施
社会実験は新たな施策を本格的に導入する前に、場所や期間を限定して試行する取り組みです。社会実験の実施により、新たな施策の課題や効果などを、本格導入する前に把握することができます。
今回は、阪神高速北神戸線の料金割引により、有馬街道からどの程度交通が転換するか、またその結果、有馬街道の渋滞がどの程度緩和するか、その他周辺の交通にどのような影響が発生するか、などを検証しています。