記者資料提供(2024年10月24日)
企画調整局医療産業都市部
公益財団法人神戸医療産業都市推進機構(理事長:成宮 周、以下、FBRI)は、神戸医療産業都市(KBIC)進出企業のジーワン株式会社(医療現場の様々な課題をIT技術で解決するための事業を展開)およびKBICにキャンパスを置く甲南大学フロンティアサイエンス学部と連携し、11月2日(土曜)に開催する「神戸医療産業都市 一般公開2024」において、病気などの様々な理由で現地イベントへの参加が難しい子どもたち(スペシャルキッズ※)が、自宅などから遠隔でイベントに参加することができる2つの特別企画を実施します。当企画は2025年に開催予定の「万博遠隔体験:どこでも万博」の実証実験を兼ねています。(遠隔で参加する子どもたちは事前に確定しています。)
※スペシャルキッズとは、重い病気や難病、障がいがあるなど広い意味で課題を抱える子どもたちです。
|
①KBICサイエンスワークショップ |
②甲南大学 施設見学ツアー |
日時 |
11月2日(土曜)10時00分~10時40分 |
11月2日(土曜)14時00分~14時40分 |
場所 |
神戸市中央区港島南町6丁目3番7
クリエイティブラボ神戸(CLIK)2階
イノベーションパーク |
神戸市中央区港島南町7丁目1−20
甲南大学ポートアイランドキャンパス |
概要 |
科学の不思議を、紙や水、コップなどの身近なものを使って体験します。イベント会場で参加する子どもたちと同じ道具を使って遠隔で体験します。 |
普段は入ることができない大学のキャンパスツアーを実施します。研究で使用する機器を見学し、先生から研究の話を聞きます。 |
特別企画の会場では自走ロボット「temi」が実験やツアーに参加し、「temi」から届く映像や音を介して参加します。「temi」を活用し、現地とスペシャルキッズとの交流も予定しています。
1.temiについて
iPresence社提供・システム開発のサイバネティック・アバター®(遠隔自走型分身ロボット)を活用した人々のアシスタントとして活躍するための先進技術を多数搭載したテレプレゼンスアバターロボットです。PCやスマートフォンから現地に設置された「temi」にアクセスすることにより、リアルタイムで遠隔操作や現場とのビデオチャットが可能です。遠隔地からでも「まるでその場にいる」かのような感覚を提供し、工場やオフィス、ショールーム、学校、医療機関など、様々な場所で活躍の場を広げています。
2. “どこでも万博”について
「どこでも万博」とは、2025年4月から10月にかけて、「スペシャルキッズ未来構想チャレンジコンソーシアム(幹事社:ジーワン株式会社)」が主催する体験型イベントです。リモート技術によって病院にいる子どもたちが万博会場をリアルタイムで体感し、現場と交流する試みであり、子ども達とともにつくりあげる「未来社会」の実験です。この実践によって開発されたテクノロジーやノウハウは、万博終了後も活用されていきます。
※どこでも万博Webサイト:
https://www.docodemo-expo.org
3.(参考)
FBRIと神戸市は、毎年、市民のみなさまに神戸医療産業都市の取り組みを知っていただくことを目的に、研究機関や大学、病院、企業等が一斉に施設を公開するイベント(参加費無料)を開催しています。今年度は、当企画と同じく新しい取り組みとして、一般公開のエリア全域を使った謎解き企画も実施します。
※イベントWebサイト:
https://www.fbri-kobe.org/kbic/ippankoukai/
問い合わせ先
〇神戸医療産業都市 一般公開およびスペシャルキッズ参加企画全般について
〇取材のお申込み(締切:10月31日(木曜))
公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構
経営企画部 広報戦略課 永藤・井上
TEL:078-306-3506
Email:kbic-pr(at)fbri-kobe.org
※atは@に置き換えてください
〇「temi」およびどこでも万博について
ジーワン株式会社
経営企画室 山本
TEL:03-6416-9230
Email:k.yamamoto(at)g-1.ne.jp
※atは@に置き換えてください