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新型コロナウイルス感染症対策5類移行後の対応報告書の公表

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記者資料提供(2024年6月14日)
危機管理室(防災体制整備担当)
新型コロナウイルス感染症は2023年5月8日に5類感染症に移行しましたが、その後も、継続して取り組んだ感染症対策もありました。
2024年4月から通常の医療提供体制となったことから、5類移行後の本市の対応状況について取りまとめましたので、お知らせします。
これまでの対応検証結果報告書(1次~3次)と合わせ見ることで、2020年1月から始まった新型コロナウイルス感染症に関する一連の対策を捉えることができます。

報告書概要

対象期間

2023年5月8日~2024年3月31日

取り組み内容

医療提供体制及び相談体制

項目
5類移行後の対応状況
(5/8~3/31)
令和6年度
(4/1~)
病床確保及び入院調整 <~9/30>
・感染拡大時の最大確保病床数465床を維持
・軽症、中等症患者は、医療機関間で調整
・重症患者は原則、保健所が調整
・保健所の入院調整は11件
<10/1~>
・確保病床は感染状況に応じた段階運用
・原則、医療機関間での調整
・入院調整困難時は保健所が後方支援(調整実績なし)
・通常の医療提供体制へ移行
・原則、医療機関間での調整
・入院調整困難時は保健所が後方支援
宿泊療養施設 <~6/30>
・2施設運営(定員66名)
・入所実績 なし
<7/1~9/30>
・1施設運営(定員36名)
・入所実績 なし
<10/1~>
・終了
・終了
相談ダイヤル <~9/30>
・専用健康相談ダイヤルと専用後遺症相談ダイヤルを運営
<10/1~3/31>
・専用健康相談ダイヤルを運営
後遺症相談は区保健センターでの相談に移行
・区保健センターでの相談に移行

変異株ゲノムサーベイランス体制

項目
5類移行後の対応状況
(5/8~3/31)
令和6年度
(4/1~)
体制
・国から変異株の発生動向の監視継続要請
・ゲノムサーベイランス体制の維持
・変異株の検出状況は神戸市HPで公表(毎週更新)
・国から変異株の発生動向の監視継続要請
・ゲノムサーベイランス体制の維持
・変異株の検出状況は神戸市HPで公表(隔週更新)

ワクチン接種

項目
5類移行後の対応状況
(5/8~3/31)
令和6年度
(4/1~)
内容
【接種対象者】
・生後6ヶ月以上



【接種時期】
・高齢者や基礎疾患が有る者等は、春開始接種と秋開始接種の年2回
・それ以外の者は秋開始接種の年1回
【接種時の自己負担】
・無料
【その他】
・集団接種会場の設置
・福祉施設における接種
・巡回接種
【公費助成の接種対象者】
・65歳以上の者
・60歳以上65歳未満の者であって、心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能の障害又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有するもの
【接種時期】
・年1回、秋冬を想定


【自己負担】
・未定

社会福祉施設等の取り組み

項目
5類移行後の対応状況
(5/8~3/31)
令和6年度
(4/1~)
高齢者施設・障害者施設などへの対応 ・高齢者・障害者施設(入所・通所)及び訪問系事業所職員への定期検査
・高齢者・障害者施設(入所・通所)で陽性者が発生した際の周囲の人への検査
・終了
サービス継続支援事業 ・国庫補助制度による支援 ・終了
社会福祉施設等の多床室の個室化事業 ・継続
介護施設等の簡易陰圧装置等の整備支援事業 ・継続

職員体制

項目
5類移行後の対応状況
(5/8~3/31)
令和6年度
(4/1~)
職員の応援体制・保健所の体制 ・健康局の体制を順次縮小(新型コロナワクチン接種業務に必要な人員は措置)
・保健師の体制は、約300名を維持
・同左
在宅勤務制度・フレックスタイム制の運用 ・在宅勤務の利用上限の設定(週4回まで)
・フレックスタイムの見直し(事由から通勤混雑回避を廃止)
・同左

報告書

市ホームページで公表
https://www.city.kobe.lg.jp/a95474/5ruiikougo.html