ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年10月 > 「兵庫県津波一斉避難訓練」及び「防潮鉄扉閉鎖訓練」の実施
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記者資料提供(2024年10月11日)
危機管理室危機対応担当、港湾局海岸防災課
11月5日は「津波防災の日」、「世界津波の日」となっており、その前後の日程で全国において津波からの避難を想定した訓練が実施されます。
兵庫県内では、兵庫県と15市3町が主催で、南海トラフ地震や日本海沿岸地域地震の発生に備え、避難訓練やその場で身を守る行動をとる訓練を実施し、市民の防災意識のさらなる高揚や地域防災力の向上を図ります。
また、津波の影響がない地域のみなさまに対しては、その場で「姿勢を低くし、頭を守り、動かない」などの地震から身を守る行動をとっていただくよう呼びかけます。
南海トラフ地震津波浸水想定区域及び日本海沿岸地域地震津波浸水想定区域
(15市3町:神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、明石市、加古川市、高砂市、播磨町、姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、洲本市、淡路市、南あわじ市、豊岡市、香美町、新温泉町)
市内全ての防災行政無線及び緊急速報メールによる情報伝達により、避難訓練等を行います。
※マナーモードにしていても携帯電話が一斉に鳴動します。
2011年3月11日に発生した東日本大震災を契機として、「津波対策の推進に関する法律」が成立しました。国民の間に広く津波対策についての理解と関心を深めるため、同法において毎年11月5日は「津波防災の日」と定められています。
その後、2015年に行われた国連総会本会議において、日本をはじめとする142か国が共同提案国となり、11月5日を「世界津波の日」に制定することが決定されました。毎年11月5日は、その前後の日程で、全国において津波からの避難を想定した訓練が実施されます。
「11月5日」は、1854年11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救ったとされる「稲むらの火」の逸話にちなんでいます。