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「神戸フォント」の取り組みが広がっています~採用事例のご紹介と学生の連携~

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記者資料提供(2024年10月29日)
福祉局障害福祉課

神戸フォントロゴ
神戸市内の障がい者支援事業所(以下、事業所)で働く障がい者と、デザイナー・学生が共同で作成した文字やイラストのグラフィックデータである「神戸フォント」。障がい者が制作したアート作品が広がり工賃向上につながる「神戸フォント」の取り組みが広がっています。
この取り組みに多くの事業所が参画し、多くの企業が自社製品や事業活動において活用することが、障がいのある人の社会参加につながります。神戸市は、障がいのある人が“活躍できるこうべ”の実現に向け、「神戸フォント」を応援しています。

1.神戸フォントの活用

【神戸市】
障がい者理解を促進する展示や啓発グッズに神戸フォントを採用しました。今後も神戸フォントを用いた新たなグッズ制作や広報を行う予定です。
啓発グッズ(アクリル栞)
【民間企業】
株式会社フェリシモが取り組む「ハッピーバトンプロジェクト」の衣類回収袋に神戸フォントが採用されました。
フェリシモサイトhttps://feli.jp/s/baton/4/
衣類回収袋とハッピーバトンプロジェクト

2.神戸芸術工科大学との連携

神戸フォント運営事業者と神戸芸術工科大学が、新たな連携体制を構築することとなりました。ビジュアルデザイン学科に在籍する学生が、障がい者と共に作品作りを行い、データ加工(色調変更やパターン化等)を行います。
障がい者と学生の協働の様子

【神戸フォントとは】
事業所で働く障がい者と、デザイナー・学生が共同で作成した文字やイラストのグラフィックデータです。現在市内7事業所が参画。データはご当地フォントの仕組みを活用して企業や団体に販売されます。「神戸フォント」の活用によって得られた利用料の一部は、報酬として事業所に還元され、障がい者の工賃向上に寄与します。

【ご当地フォント公式サイト】https://www.gotouchifont.jp
【神戸フォント関連リンク】https://lit.link/kobefont
神戸フォントの仕組み