市立点字図書館の点訳ボランティアグループ「点灯虫グループ」が創設50周年

記者資料提供（2024年5月27日）
社会福祉法人神戸市社会福祉協議会　比嘉・中村
「点灯虫（てんとうむし）グループ」は、神戸市立点字図書館(中央区橘通3-4-1神戸市立総合福祉センター内)での点訳ボランティア養成講座を受講された方々によるボランティアグループで、前身の「ともしびグループ」を引き継ぎ、1974年に創設されました。以後、永年にわたり視覚障害者のための点訳ボランティア活動を続けてこられましたが、2024年6月29日に創設50周年を迎えることとなりました。

点訳ボランティアは、活字の図書・資料などの情報を点訳するボランティアです。
「点灯虫グループ」は、正確な読みでの点訳、徹底した校正チェック、専門的な用語が多い分野における勉強会の実施等により、質の高い点訳を行っておられます。
製作した点字図書は神戸の利用者はもちろん他の点字図書館やネットワークシステム「サピエ図書館」を通じて全国の視覚障害者にも利用されています。
また、日頃の点訳活動に加えて、点字図書館利用者との交流会や地域での点字の普及・啓発活動にも積極的に取り組んでおられます。