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長田区内の各地区でのまちづくり活動を紹介します。
真野地区では、神戸市まちづくり協定の第1号が締結され、まちづくり先進地区として知られています。令和元年度には「真野まちづくり第四期計画」を策定し、各種団体が連携しながら、総合的なまちづくりに取り組んでいます。
真野まちづくり推進会では、まちづくり第四期計画を検討するために、ワークショップを行うなど熱心な話し合いが行われました。
南尻池公園などを拠点に、春は花まつり、夏は盆踊り、冬は寒もちつきが開催されています。写真は寒もちつきの様子です。
真野まちづくり協定(昭和57年10月締結、平成19年12月変更)
真野まちづくり推進会Facebook(外部リンク)下町の雰囲気を残した真陽地区では、真陽ゆめまちづくり協議会が「真陽ゆめまちづくり構想」に基づき、安全・健全でにぎわいのあるまちづくりに取り組まれています。また、真陽ゆめまち新聞を発行し、地域への情報発信にも取り組まれています。
真陽ゆめまちづくり協議会では、平成31年3月に「みどりの未来構想」を作成しました。軒先の素敵な花壇や植栽を表彰したり、市営住宅や商店街の一部に植樹する取り組みを始めています。
子どもたちに地域のことを知ってもらうために実施しているイベントです。真陽地区内に設定されたポイントを回るクイズ形式のスタンプラリーです。
駒ヶ林地区は、海沿いに位置し、漁港を中心とした古くからの歴史あるまちです。住宅を中心に、魚加工場や各種工場などが入り混じり、路地の多い独特の風土があります。駒ヶ林まちづくり協議会を中心に、「駒ヶ林あかるく住みよいまちづくり構想」に基づき、海辺のまちの歴史を引き継ぎながら、安全・安心で美しいまちを目指すなど、積極的な地域活動を行われています。
春を告げる風物詩「いかなごのくぎ煮」の発祥といわれる駒ヶ林をめぐるウォークラリーです。毎年区内外から多くの参加者が集まり、昔ながらの路地のまちを散策します。ゴールでは地域の方が作るいかなご料理のおもてなしがあり、毎年会場を覆いつくす賑わいです。
ゴミの不法投棄が目立っていた長田港防潮堤前をきれいにするために平成28年度から始まった取組みです。地域住民や地元アーティストの協力でお絵かきワークショップなどを開催し、令和元年度に防潮堤壁面のギャラリー化が完成しました。
駒ヶ林まちづくり協議会が発行している「駒っぷ」には、駒ヶ林ってどんなとこ?どんな歴史があるの?といったまちに関する情報を地図にまとめられています。全部で3種類。駒っぷをもって駒ヶ林のまちを歩いてみてください。
駒っぷ(その2)歴史のまち編(表面)(PDF:1,563KB)
駒っぷ(その2)歴史のまち編(裏面)(PDF:1,498KB)
駒っぷ(第3弾)『義経』記念号(表面)(PDF:2,766KB)
駒っぷ(第3弾)『義経』記念号(裏面)(PDF:5,874KB)
駒ヶ林あかるく住みよいまちづくり構想(平成19年3月策定)(PDF:1,887KB)
長田神社前地域は、その名の通り、長田神社の門前町として発展しました。歴史あるお菓子屋さんがたくさん並んでいる商店街や周辺施設が集まった長田神社地域活性化協議会では、これまでに地域情報を発信する広報紙を発行したり、さまざまなイベントを開催するなど、地域の活性化に取り組まれています。
長田神社前地域のすべてがわかる!総合情報誌『もっともっと長田(平成24年3月発行)』地域の紹介のほか、神社前商店街など地域の店舗情報も載っています。
長田神社前地域のシンボルキャラクター「グージー」は、長田神社に初夏に渡ってくるアオバズクというフクロウをモチーフにしており、神社の宮司さんの烏帽子をかぶっています。モニュメントは「みんなに福とともに笑いが訪れるように」との願いをこめた『萬福笑來』という言葉とともに神社前のシンボルとして設置されています。
野田北部地区は、阪神淡路大震災以降「街並み誘導型地区計画」を定め、「震災復興土地区画整理事業」や「街なみ環境整備事業」によりハード整備が進められてきた地域です。現在は、平成16年に掲げた「野田北部 美しいまち宣言」のもと、野田北ふるさとネットを中心に、まちの美化やルールやマナーの遵守、防犯など、地域の課題解決に取り組んでいます。
毎年開催されるお祭りは子どもたちの夏の楽しみの1つ。広い公園に提灯が灯され、屋台や盆踊りが楽しめます。
野田北部は阪神・淡路大震災で被害の多かった地区です。震災での経験を継承するため、毎年1月17日に大国公園にて追悼式典を開催してます。
野田北ふるさとネット(外部リンク)
野田北部地区「美しいまち」パートナーシップ協定
新長田駅北地区は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた地域のひとつで、被災以前からケミカルシューズ等の工場や商業施設、住宅等が並ぶ住商工の混在地域です。被災後は、震災復興のための区画整理事業も実施され、道路や公園などの都市基盤も整備されました。
2009年11月に神戸市長と締結した「新長田駅北・中地区まちづくり協定」を令和元年11月に更新しました。写真は「まちづくり協定更新に関する申入書」を神戸市に提出している様子です。
地域住民の方を中心に、毎月7のつく日(7,17,27日)の夜間に防犯パトロールを実施しています。防犯パトロール以外に、防犯講習会の実施や防犯・防災ニュースを発行しています。
新長田駅北・中地区まちづくり協定(平成21年11月締結、令和元年11月更新)
新長田駅北地区東部景観形成市民協定(いえなみ基準:平成10年7月締結)
「神戸市地区計画及びまちづくり協定等に関する条例」(昭和56年制定、平成元年改正)に基づき、各地区のまちづくり協議会が、まちの将来像や方針などをまとめ、そのうち特にルールとして決めておくことが必要な事項について市長との間で結ぶものです。この協定が締結されると、住民等と市が協力してその内容を守っていくことになります。長田区では真野地区と新長田駅北・中地区でまちづくり協定を締結しています。
神戸らしい魅力ある都市景観の形成を図る上で、市民のみなさんの主体的な参加と協力が不可欠であるため、神戸市では市民による自主的な景観づくりへの取り組みを積極的に支援しています。長田区では新長田駅北地区の東部および西部で景観形成市民協定を認定しています。
神戸市では、古い木造住宅が密集し、道路や公園などの公共施設が著しく不足するなど、防災性や住環境に様々な課題を抱えている密集市街地を、子どもや高齢者など誰もが安全・安心で快適に暮らせる住みよいまちとして再生するため、平成23年3月に『密集市街地再生方針』を策定し、市民・事業者・行政の協働と参画の取り組みを推進しています。長田区では南部の駒ヶ林地区や真陽地区の一部などが対象地区のひとつで、細街路整備やまちなか防災空地整備等により、「燃え広がりにくいまち」や「建物が倒壊せず、避難が可能なまち」を目指しています。
≪二葉町8丁目≫
≪うみべのなかよし広場(駒ヶ林町2丁目)≫
≪ビッグハート広場(久保町2丁目)≫