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119通報のしくみとかけかた

最終更新日:2024年8月30日

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ここでは、神戸市内からの119番通報のしくみとかけかたについて説明します。

119番通報のしくみ

管制室
「119番」は命を救うダイヤルです。
災害や救急事案が発生し、消防車、救急車が必要な時は119番通報をしてください。神戸市内から119番通報された場合は、神戸市役所内の消防管制室につながります。

場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)

119番通報を受信すると、必要なことを素早く聞きとり、現場から一番近い消防車、救急車を出動させます。
指令を受けた出動隊は、緊急走行で現場に向かい、ただちに消火作業や救急活動を行ないます。

119番通報のかけかた


目の前で火災や事故、急病人が発生した場合は、誰でも気が動転してしまいますが、落ち着いた通報が必要になります。
消防車や救急車が早く現場に到着し、適切な活動及び処置を行うためには、通報内容が重要です。適切な通報で大切な人を守りましょう。

火事です!

  1. 発生場所を教えてください。
    住所は○○区○○町○丁目○○番○○号○○方です。
    住所がわからなければ、目標になるものを教えてください。
    (大きな建物、学校や店舗、交差点の名前など)
  2. 何が燃えているのか教えてください。
    ○○が燃えています。
    (家、マンション、工場、車、山林など具体的に)
  3. 通報された方の名前と電話番号を教えてください。
    電話番号は○○○○、名前は○○です。

救急です!

  1. 発生場所を教えてください。
    住所は○○区○○町○丁目○○番○○号○○方です。
    住所がわからなければ、目標になるものを教えてください。
    (大きな建物、学校や店舗、交差点の名前など)
  2. 何があったのか教えてください。
    交通事故です。車同士の事故でけが人が○人います。
    (年齢、性別、負傷程度等できるだけ具体的に教えてください。)
  3. 通報された方の名前と電話番号を教えてください。
    電話番号は○○○○、名前は○○です。

119番受信時の口頭指導について


救急車が到着するまでの間、心肺蘇生法等の応急手当をお願いすることがあります。慌てずに落ち着いて通信指令員の指示に従うようにしてください。
また、神戸市内にはAEDが設置されている「まちかど救急ステーション」があります。
「呼吸が止まっている」や「普段どおりの呼吸をしていない」との通報を受けた場合、最寄りのAED設置場所をお知らせしますので活用してください。
さらにこのような場合、最寄りの「まちかど救急ステーション」に連絡し、AED貸出の協力をお願いしています。

AED使用の様子

☆胸骨圧迫(心臓マッサージ)の見本☆

胸骨圧迫

 

山の中からの119番通報

119番通報プレート(命の道標)


119番通報プレートとは、山中で居場所を特定するために必要な情報を表示しています。
山中で正確に通報するのはとても難しいことです。
道標の上に目印となる通報プレートの位置はこちらで確認できます!
神戸市情報マップ
【参照方法】
① 神戸市情報マップを開く
② 山岳事故マップを開く
③ 消防119番つうほうプレートを開く
④ 複数の119番つうほうプレートのタブが表示されるのでクリックすると地図画面が表示


【使い方】

  • プレートに書かれている番号を伝えてください。先程の119番通報プレートの写真の例では「き35-8」。
  • 通信指令員の問いかけに、落ち着いて答えてください。
  • 危険がない限り、通報したプレートから離れないようにしてください。

救急隊や救助隊は、通信指令員から伝達されたプレートの番号をもとに現場に駆けつけます。
 

位置情報(緯度経度)の取得

スマートフォン等で位置情報(緯度経度)を取得することにより、詳細な居場所が特定できます。

通報者に位置情報の取得を依頼し、緯度経度を通信指令員に伝えるようお願いすることがあります。

【登山やハイキングで山へ行く際には…】
  • アプリやサイトなど様々な手段での位置情報の取得方法や、緯度経度の読み方を覚えておきましょう。
  • 事前に地図アプリを入手し、地図をダウンロードしておけば、登山中にインターネット回線がオフライン状態となった場合でも、山岳地図や歩行中のルートが表示されます。今いる場所が把握でき、緯度経度も常に表示されますので、必ず入手しておきましょう。
  • 携帯電話等を必ず携帯し、予備バッテリーも準備しておきましょう。
  • 事前にどのルートを通るか覚えておきましょう。入山ルートと下山ルート、時間経過を伝えるだけでも居場所の特定に繋がります。

119番通報の注意点

  1. 電話を切った後も折り返し電話をすることがありますので、電話に出られるようにしておいてください。
  2. 発生場所の住所がわからないときには、近くの建物の看板や表札で確認するか、近くの人に聞くなどして場所を確かめて通報してください。
  3. 運転中に119番通報する場合、安全な場所に停車してから通報してください。
  4. 携帯電話の電波状態によっては神戸市以外の消防本部に着信することがあります。電話転送に若干の時間がかかる場合がありますので、通話を切らずにお待ちください。
  5. スマートフォンの中には、衝撃を検知し自動で119番通報する機能があります。通信指令員からの呼び出しには必ず応答し消防車・救急車が必要か教えてください。確認が取れなければ、通報者を捜索する場合があります。【自動通報機能】(PDF:699KB)

お問い合わせ先

消防局警防部司令課