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阪神電鉄本線の連続立体交差事業

最終更新日:2024年8月28日

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事業概要

阪神電鉄本線の連続立体交差事業は、住吉駅の東側から芦屋市境までの約4.0km区間で、鉄道を連続的に高架化し、道路と鉄道の連続立体交差化を図る都市計画事業です。
11箇所の踏切除却と33路線の交差道路、3路線の側道を整備・改良することで、踏切事故の抜本的な解消と都市交通の円滑化を図り、鉄道により分断された市街地の一体化と安全・安心でにぎわいのあるまちづくりの実現を目指します。

事業区間

阪神電鉄本線住吉駅東方~芦屋市境間(約4.0km)

事業期間

1992年3月~2026年3月(予定)
※2022年度に、事業期間を延伸

除却踏切数

11箇所

整備する道路

交差道路

  • 既設道路
    • 都市計画道路(魚崎幹線、青木幹線、深江幹線など):7路線
    • 一般道路:14路線
  • 新設道路:12路線

側道

  • 都市計画道路(阪神沿北側線など):3路線

駅施設

  • 青木駅
    • ホーム形式:島式ホーム2面、ホーム全面上屋及び防風壁付
    • ホーム長:130メートル
  • 深江駅
    • ホーム形式:相対式ホーム2面、ホーム全面上屋及び防風壁付
    • ホーム長:120メートル
  • 昇降設備:エスカレーター、エレベーター
  • その他:待合所、多機能トイレ付

平面図・縦断図

平面図
平面図・縦断図(PDF:797KB)

施工順序図

施工順序

施工順序図(PDF:465KB)

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これまでの経緯

1983年9月 都市計画決定
1992年3月 事業に着手
2005年8月 魚崎駅以西(約0.8km)の工事完成
2006年11月 魚崎駅以東(約3.2km)の工事に着手
2009年4月18日 仮上り線(大阪梅田行き)に切替え
2010年10月2日 仮下り線(神戸三宮行き)に切替え
2011年4月 下り線の高架工事に着手
2015年12月12日 下り線の高架切替え完了
2016年4月 上り線の高架工事に着手
2019年11月30日 上り線の高架切替え完了(全線の高架化完了)
2021年度~ 側道等の整備に着手

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事業による整備効果

  1. 安全・安心で快適なまちづくり
    • 踏切除却による踏切事故の抜本的な解消
    • 交通流の円滑化による救急・消防活動の迅速化
    • 交差道路の整備による避難経路の確保と防災性の向上
    • 関連側道の整備による安全・安心で快適な歩行者空間の確保
  2. 活力あふれるまちづくり
    • 市街地の一体化によるまちの魅力と活力の向上
    • 高架下利用によるにぎわいの創出と利便性の向上
  3. 安全・快適な鉄道施設
    • 広いプラットホームやコンコースの整備、エスカレーターやエレベーターの整備等による駅利用者の利便性の向上
    • 鉄道施設のリニューアル、高架化による安全・快適な鉄道運行の確保

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現在の状況(2024年6月現在)

2019年11月30日に上り線の高架切替えが完了し、全線の高架化が完了しました。

魚崎幹線(踏切が除却されました)
魚崎幹線













青木幹線(整備が完了しました)
青木幹線














商船学校線(踏切が除却されました)

阪神沿北側側道(魚崎駅から青木駅間の一部において整備が完了しました)
自転車道

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としけいかくミニニュース


としけいかくミニニュースの画像
としけいかくミニニュース(2024年7月)(PDF:5,387KB)

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お問い合わせ先

都市局工務課