差押財産の公売（期間入札）

最終更新日：2024年10月22日

ここから本文です。

【注意】公売とは（市有財産の売却との違い）

市有財産（公有地、不用物品など）の売却とは全く違う制度です。
事前に公売財産に関する情報を収集・精査し、「公売は正常取引による売買ではない」ことを理解したうえで、公売に参加してください。

公売とは、市税などの滞納のため差し押さえた財産（公売財産）を強制的に売却させて、その代金を滞納市税などに配分する強制徴収（行政上の強制執行）の制度です。
公売において、神戸市は強制徴収を実行する執行機関であって、売主でも仲介業者でもありません。また、売却について所有者などの権利者の同意も得ていません。
公売が正常取引による売買ではないため、代金を納付した落札者は、売却意思のない所有者から「現状有姿・返品不可」を承知で公売財産を買い受けたものとされます。
公売財産が不動産である場合、神戸市はその保全・引渡義務を負いません。占有者などに対して明渡しを求めることや公売財産内の動産を処理することは、全て買受人の責任において行ってください。
公売財産の種類や品質に関する不適合は買受人の引受けとなり、神戸市、関係権利者ともにその担保責任を負いません。公売財産に係るアスベスト、土壌汚染、地下埋設物などに関する専門的調査は行っていません。
土地の境界については隣接地所有者と、接面道路（私道）の利用については道路所有者と、買受人が協議してください。神戸市は協議の成否について責任を負いません。