JR灘駅前広場(南北)は、神戸市立王子動物園や兵庫県立美術館をはじめとした周辺に数多く立地するレジャー施設、文化施設への入り口として、来訪者が快適に利用できる空間、かつ地域住民が気軽に集いにぎわうことのできる憩いの空間であることが求められています。
灘駅前広場が来訪者、地域住民から親しまれる空間となることを目指し、再整備を行っています。
南側駅前広場の再整備工事が完了しました
コンセプト
「灘の森テラス」をコンセプトに、ミュージアムロードの中間点の立地を活かして、美術館のまちの「エントランス」と地域に開かれた「アウトドア・リビング」が木陰で重なり合う、快適で居心地のよい灘の新しい顔となるよう再整備しました。
再整備の概要
- ロータリーの車道を狭めつつ一方通行化することで、自動車のスピード抑制や歩行者の横断距離の短縮を図り、スムーズかつ安全に通行できるように整備しました。
- 休憩スペースが少なく段差の多い広場をスロープ化し、ベンチや日除け屋根を整備することで、誰もが憩い、くつろげる広場に整備しました。
- ミュージアムロードの立地を活かし、気軽にアートを感じられる空間や、四季を感じられる植栽を新たに整備しました。夜間景観も考慮して、ライトアップも行っています。
- ひきつづき、令和6年度に日除け屋根の木質化工事を行います。
アート作品の概要
気軽にアートに触れていただけるよう、神戸市ゆかりの若手作家の作品や、神戸六甲ミーツアートの作品を駅前広場に7つ設置しています。作品は一定期間(1~5年)で継続的に入れ替えます。
作者プロフィールなど詳細は文化スポーツ局文化交流課のページをご覧ください。
「JR灘駅前南側広場のアート作品の紹介」(文化スポーツ局文化交流課)
- Motership(作者:三松拓真)
- 溢れる(作者:加藤美沙)
- 海へ行く(作者:安井源太)
- Hello Goodbye(作者:白井翔平)
- sky bottle-kobe-(作者:吉田延泰)
- case(作者:武田美佳)
- 共生(作者:金愛子)
「芸術・文化の薫るまち・灘」魅力発信事業補助金
JR灘駅前広場など、ミュージアムロード周辺地域での「芸術・文化の薫るまち・灘」の魅力発信や賑わい創出となるイベント等を対象として補助を行う事業があります。
詳細は灘区役所総務部地域協働課のページをご覧ください。
<「芸術・文化の薫るまち・灘」魅力発信事業補助金について>(灘区総務部地域協働課)
整備関連ページリンク
今後の予定
- 2024年度:南側広場日除け屋根の木質化工事
- 2025年度以降:北側広場の設計・工事