スーパーコンピュータ「富岳」

スーパーコンピュータ「富岳」の概要

スーパーコンピュータ「富岳」は、スーパーコンピュータ「京」の後継機として、社会的・科学的課題の解決を通じて日本の成長に貢献し、世界をリードする成果を生み出すことを目的に作られました。
電力性能、計算性能、ユーザーの利便性・使い勝手の良さ、画期的な成果創出、ビッグデータやAIの加速機能の総合力において世界最高レベルのスーパーコンピュータとして2021年3月に共用が開始されています。
最新のスーパーコンピュータに関する計算性能ランキング（2024年5月）では、主要4部門のうち、「HPCG」、「Graph500」で9期連続世界第1位を獲得しました。また、「TOP500」、「HPL-MxP」では世界第4位を獲得しました。
「富岳」が設置されたことにより、神戸市において世界最高水準のスーパーコンピュータ研究教育拠点の形成が促進され、イノベーションと新産業の創出による神戸経済の成長が期待される等、様々な効果が期待されています。

「富岳」の設置場所

「富岳」が設置されている理化学研究所計算科学研究センターは、人工島「ポートアイランド第2期」内にあり、神戸新交通ポートライナー「計算科学センター駅」の南西、徒歩約3分のところに位置しています。
各路線三宮駅からはポートライナーで所要時間約14分、神戸空港からはポートライナーの隣の駅にあり、所要時間は約4分という非常に交通至便な立地です。
また、神戸医療産業都市の中核施設（ポートライナー「医療センター駅」周辺）から南へ約500mに近接しています。