河川一般

最終更新日:2024年2月13日

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1.河川一般


イラスト1

用語 ふりがな 意味
流域 りゅういき 雨水が地表や地下を通って、河川に流れ込む範囲(▭で囲まれた区域)のことです。集水域とも呼ばれています。
水系 すいけい 同一の流域内にある源流(上流端)から河口(下流端)に至る全ての河川や湖沼です。
本川 ほんせん 水系の中で主要となる河川のことです。流量・長さ・流域などが最も大きな河川が本川となります。
支川 しせん 本川に合流する河川です。本川の上流から下流を眺めて右岸側に合流する支川を「右支川」、左岸側に合流する支川を「左支川」と呼びます。本川に直接合流する支川を「一次支川」、一次支川に合流する支川を「二次支川」と、次数を増やして区分する場合もあります。
派川 はせん 本川から分かれて流れる河川のことです。
放水路
(分水路)
ほうすいろ
(ぶんすいろ)
河川の溢水による被害を防ぐため、河川の途中から分岐して、直接海や他の川に放流する水路のことです。
捷水路 しょうすいろ 河川が曲がっている部分を真っ直ぐにして、洪水を安全に流下させるために設けた水路です。
河川管理者 かせんかんりしゃ 河川の管理について権限をもち、その責任を負う者が河川管理者です。一級河川については国土交通大臣、二級河川については都道府県知事、準用河川については市町村長と河川法で定められています。
一級水系 いっきゅうすいけい 国土保全上または国民経済上、特に重要とされる水系のことです。国土交通大臣が管理しています。
二級水系 にきゅうすいけい 一級水系以外の水系のうち、公共の利害に重要な関係がある水系で都道府県知事が管理しています。
単独水系 たんどくすいけい 一級水系、二級水系以外の水系です。
大臣管理区間 だいじんかんりくかん 一級水系にある主要な河川を2つに区分し、特に重要な区間は国土交通大臣が直接管理することから大臣管理区間と呼びます。
指定区間 していくかん 一級水系においても大臣管理区間以外の河川は、一定規模以上の水利権などを除いて、通常の管理を都道府県知事に委任しています。この区間は、国土交通大臣が指定することによって決まるので、指定区間と呼びます。神戸市内の一級水系は全て指定区間です。
一級河川 いっきゅうかせん 一級水系に属する河川のうち、国土交通大臣が指定したものです。河川管理者は国土交通大臣(指定区間は都道府県知事)で、神戸市内には4河川あります。(令和4年9月現在)
二級河川 にきゅうかせん 二級水系に属する河川で、都道府県知事が指定したものです。河川管理者は都道府県知事で神戸市内には72河川あります。(令和4年9月現在)
準用河川 じゅんようかせん 一級、二級河川以外の河川のうち市長村長が指定するものです。河川管理者は市町村長で、神戸市内には136河川あります。(令和4年9月現在)
普通河川 ふつうかせん 一級河川、二級河川、準用河川以外の河川法の適用を受けない小河川を普通河川と呼びます。実際の管理は市町村などが行い、神戸市には218河川あります。(令和4年9月現在)

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