ホーム > 介護・高齢者福祉 > 高齢者福祉 > あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター) > あんしんすこやかセンターでの勤務を考えている専門職のみなさんへ
最終更新日:2023年4月1日
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神戸市は「あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)業務」を民間法人に委託しており、市内で300人を超える専門職(保健師又は経験のある看護師・社会福祉士等・主任介護支援専門員・地域支え合い推進員)が業務に従事しています。それぞれの専門性を活かしながら、チームアプローチにより高齢者の支援、地域づくりなどに取り組んでいます。
ここでは、あんしんすこやかセンターで実際に働いている専門職のメッセージを掲載しています。はじめての方も神戸市による研修や、後方支援が充実しているのでスキルアップできます。神戸市のあんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)で一緒に働きませんか?
私たち、保健師・看護師は、身体的なことや精神的なことを切り口に、地域の方々とともにいつまでも住み慣れた地域で、元気に笑顔で楽しく生活をしていくにはどうすればいいかを考え、より健康で暮らすことが出来るように4職種で連携しながら活動しています。高齢者から学ぶことも多くあり、地域住民の皆さんと健康づくりや介護予防の取り組みを考え、支援できる楽しさがあります。
医療と介護の連携にも欠かせない職種で、施設や病院からの在宅生活への移行が高まる中、求められる役割はより大きくなります。医療機関との連携を取りながら、支援の方向性も考えていきます。
私たちの専門性は何だろう、時には迷うこともありますが、他のセンターとの交流もあるので、一人で抱え込まず相談し、情報交換しながら地域での活動に活かしています。私たちと一緒に、元気な地域をつくる役割を担ってみませんか?
あんしんすこやかセンターは、地域での生活に困難を抱える高齢者本人やご家族・近隣の方々からの相談に、様々な制度の知識やネットワークを活かし、高齢者の権利を守るための支援をしたり、多様な職種の方々からたくさんのアドバイスを受け、地域や行政と一緒になって高齢者の住みやすい地域を作っていくなど、社会福祉士としての第一線の活動の場です。
センター内には他の専門職もおり、一緒に対応方法を検討しチームとして解決を図っていくことが出来るので、多職種協働・一人ではないと日々実感することが出来ます。
相談を受けていく中で、様々な出会いと発見があり、一見マイナスだと思った出来事のすぐ横にプラスの部分を見つけられたり、あらゆる人・モノ・出来事をつなげる楽しさを感じられたり、自分自身を成長させ権利擁護のスペシャリストになって行ける、「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえるお仕事です。地域にとって、『なくてはならない人』に一緒になりませんか?
あんしんすこやかセンターの主任介護支援専門員は、介護支援専門員の心のよりどころとなるよう支援を行っています。具体的には、圏域の介護支援専門員の困り事などを傾聴し、一緒に考えたり助言するなどのサポートや、実践力向上の取り組みを行っています。また、介護支援専門員が高齢者への支援を行うために、地域や医療との連携が図りやすくなるように、様々な地域の特色に応じて、地域の社会資源の発掘や医療機関など様々な関係者とのネットワーク構築にも努めています。
業務を行うにあたっては、センター内4職種での協働はもちろん、居宅介護支援事業所の主任介護支援専門員との連携や、地域の様々な立場の方々との「つながり」を大切にしています。その「つながり」が強くなり、拡がっていくのを実感しながら仕事を積み重ねていくことで、自信ややりがいが得られます。
主任介護支援専門員の皆さん、「あんしんすこやかセンター」で働いてみませんか?
地域支え合い推進員は、あんしんすこやかセンター内4職種で連携しながら、高齢者の生活を地域の住民同士で支え合える地域づくりへの支援を主な業務としています。
日頃から地域行事に参加し地域の方々とふれあい、相談しやすい関係づくりに努め、高齢者の生活に関する情報提供なども行っています。地域支援者の方々と連携し、住民同士の互助の関係づくりの支援や、生きがいづくりのグループ等の立ち上げや活動継続のための後方支援などに取り組んでいます。
地域のために活動しておられる方々との出会いや、その中で信頼関係が構築されていく過程にやりがいを感じます。たくさんの方に顔を覚えてもらい、街で「〇〇さん!」と声をかけてもらえることも大きな喜びです。
地域支え合い推進員の仕事とは、人と人をつなぐ仕事です。地域によって活動の仕方は様々で、自分のアイディアや経験を活かせる仕事でもあります。知識、経験、そしてなにより地域の方々の笑顔が自分自身の財産となり、日々の活動の原動力となっています。
ひとつひとつの支え合い活動の支援が、高齢者にとって住みよいまちづくりにつながっています。ぜひ、私たちと一緒に「いつまでも住み続けたい神戸」をつくっていきましょう。
看護師として地域ケア、地域保健等の経験※1がある者で、かつ、高齢者に関する公衆衛生業務経験※2を1年以上有する者。なお、准看護師は含まない。
※1「地域ケア、地域保健等の経験」には病棟経験や急性期医療の経験は含まない。
※2「高齢者に関する公衆衛生業務経験」として、(1)地域包括支援センター及び保健所等の自治体での業務経験、(2)地域包括ケアに関わる訪問看護及び通所介護事業所等での業務経験を含む。