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最終更新日:2024年11月7日
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慰霊と復興のモニュメントは、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を忘れることなく、震災を記憶し、復興の歩みを後世に伝え、犠牲者の慰霊と市民への励まし、大規模災害に対する世界的規模での連帯による復興の意義をアピールすることを目的として、「慰霊と復興のモニュメント設置実行委員会」の募金活動を経て、2000年1月16日に設置されました。
このモニュメントを含む東遊園地全体では、毎年1月17日にご遺族やボランティアのみなさんと神戸市によって、「阪神淡路大震災1.17のつどい」が開催されています。
「慰霊と復興のモニュメント」リーフレット(PDF:709KB)
慰霊と復興のモニュメントの地下に位置し、震災で亡くなられた方のお名前を刻んだ銘板が掲示されているのが「瞑想空間」です。また、そこへの通路には建設募金にご寄付いただいた方のお名前が掲示されています。
開場日:毎日(土曜・日曜・祝日・年末年始も開場しています)
開場時間:午前9時から午後5時まで
<銘板にお名前が掲示されている方の人数>
2023年12月17日現在:5,047名
※慰霊と復興のモニュメント設立当初:4,517名
震災で亡くなられた方の
銘板が掲示されている
瞑想空間
モニュメント建設に際して、ご遺族やボランティアグループの方々から、「やさしさ」と「思いやり」、そして「生きている証」としての灯りを灯したいとのご提案がありました。これを受けて新たに灯りの保存施設が追加設置されることになり、「1.17希望の灯り」が誕生しました。ここには、被災10市10町を巡って運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにした灯りが灯されています。
この灯りは被災した市民のみなさんの精神的なよりどころとなり、毎月17日には、ボランティアのみなさんが自主的に清掃などを行っています。そして、毎年1月17日には、ここから被災10市10町のみならず遠方の都市まで、震災や灯りが結ぶ絆に関連した行事に分灯され続けています。
また、震災から7年を迎えた2001年1月17日、「希望の灯り」が分灯され、市民ランナーによってこの灯りが全国69都市のみなさんへ届けられました。
「1.17希望の灯り」には碑文が刻まれ、「あの震災で亡くなった方々の命と生き残った私たちへのメッセージ」を発信し続けています。
1.17希望の灯り
1995年1月17日午前5時46分阪神・淡路大震災
震災が奪ったもの命仕事団欒街並み思い出
たった1秒先が予見できない人間の限界・・・
震災が残してくれたものやさしさ思いやり絆仲間
この灯りは奪われたすべてのいのちと
生き残ったわたしたちの思いをむすびつなぐ