ホーム > 環境 > 生物多様性 > 記者発表2023年12月 > 小学生が川を調査し作成・編集した図鑑ができました~玉一アクアリウム「明石川オリジナル図鑑」の紹介~
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記者資料提供(2023年12月25日)
環境局自然環境課
神戸市では、海と山に育まれた神戸の豊かな自然の恵みを享受するとともに、次世代に残していくため、市民とともに生物多様性保全の取り組みに力を入れています。
この度、明石川を守り育てる活動をしている神戸市の小学生たち(玉一アクアリウム)が、川を調査し作成・編集した「明石川オリジナル図鑑(2023年改訂版)」が完成しましたので、お知らせします。
この図鑑には、魚類、甲殻類、昆虫類など110種類の生きものが掲載されています。小学生たちの実体験に基づいた内容が、イラストや写真を用いてわかりやすく紹介されており、生きものたちの最近の生息状況が分かるようになっています。
なお、本市においても「明石川オリジナル図鑑」を市ホームページに掲載し、小学生たちの活動を紹介することで、市民の生物多様性への理解と保全活動の広がりを促進してまいります。
・明石川オリジナル図鑑URL
https://www.city.kobe.lg.jp/a66324/biodiversity_akashi.html
【玉一アクアリウムのご紹介】
玉一アクアリウム(代表:小田隆司氏)は、市立玉津第一小学校(神戸市西区小山)の児童、卒業生(中学・高校生)、保護者で構成され、明石川を守り育てる活動をしているグループです。明石川において年間を通じて生物(魚、昆虫、貝等)を採集・観察することにより、川の環境を調査するとともに、在来種は観察後放し、外来種は駆除(食べる等)する等の活動を行っています。
活動の成果は、子どもたちが生物をよりよく理解することや記録することを目的として、毎年手作りの生物図鑑(明石川オリジナル図鑑」)として取りまとめています。生物図鑑の原稿・絵の作成、編集は子どもたちが行っています。
2023年9月1日に神戸市と明石市の間で「生物多様性を守り育てるための連携・協力に関する協定」を締結しましたが、今後、玉一アクアリウムに参加・協力いただき、両市を流れる明石川において合同の生物調査を実施する予定です。
・活動報告(環境省こどもエコクラブホームページ)URL
https://www.j-ecoclub.jp/ecoreport/profile.php?id=361