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生物多様性

最終更新日:2024年7月1日

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神戸市は人口150万人規模の大都市である一方で、緑豊かな六甲山をはじめ、青い海と多くの河川、豊かな田園地帯を持つ、自然に恵まれた都市でもあります。多種多様な自然環境があることから、多くの生きものを育んできました。
しかし、人間活動が地球規模で生態系に影響を与える時代となり、私たちの行動により自然環境の破壊や種の減少・絶滅が進行しています。
こうした状況を踏まえて、神戸市では、生物多様性の保全に積極的に取り組んでいきます。

お知らせ

神戸の里山が「自然共生サイト」に認定!

神戸市北区の里山が、生物多様性の保全が図られている区域として、環境省により「自然共生サイト」に認定されました。
里地里山の生物多様性

「外来生物展示センター」にお越しください!

生きた個体やはく製を展示し、外来生物問題を「感じる・知る・考える」ことのできる自治体初の外来生物に特化した展示施設です。
外来生物問題について興味のある方は、ぜひお越しください!
外来生物展示センターホームページ(外部リンク)
※見学にはホームページからの予約が必要です。

アメリカザリガニとアカミミガメが「条件付特定外来生物」に指定されました!

2023年6月1日より、アメリカザリガニ・アカミミガメの取り扱いが規制されました!
すでに家庭内でペットとして飼育されてる場合は必ず確認してください。
「条件付特定外来生物」とは

2月11日に生物多様性保全フォーラムを開催しました

2024年2月11日(日曜)に、明石市と連携して生物多様性フォーラム「神戸と明石の自然を守り育てるために」を開催しました。
参加者からいただいたアンケートを公開しています。
※発表資料などは公開しておりません。
生物多様性フォーラムの開催「神戸と明石の自然を守り育てるために」

目次

知る・学ぶ

生物多様性とは?

生物多様性とは(環境省ホームページ)(外部リンク)

神戸版レッドデータ~神戸の希少な野生動植物~

神戸市では、生物多様性の保全の取り組みを推進するため、蓄積してきた動植物のデータをもとに、絶滅のおそれのある野生動植物をその危険度に応じてランク付けした「レッドリスト」、生態系に悪影響を及ぼす又は及ぼすおそれのある外来種の「ブラックリスト」で構成される「神戸版レッドデータ」を作成しています。
神戸版レッドデータ

外来種

もともと神戸に住んでいなかった、外国等の遠い場所から持ち込まれた生きものを「外来種」といいます。
外来種の中には、どんどん数を増やし、もともと神戸に住んでいた生きものに大打撃を与えてしまうものがいて「侵略的な外来種」として大きな問題になっています。

生物多様性神戸プラン

神戸市では、2008年に制定された生物多様性基本法第13条の規定に基づく生物多様性地域戦略として、また神戸市民の環境をまもる条例に基づく「神戸市環境基本計画」がめざす「自然共生社会」の実現に向けた個別計画として、2011年2月、「生物多様性神戸プラン2020」を策定し、生物多様性を保全するための取り組みを進めてきました。
同プランが策定後、5年を経過し、神戸市が抱えている生物多様性をめぐる課題に的確に対応し、現在の豊かな生態系、自然の恵みを次世代につないでいくため、2016年3月、「生物多様性神戸プラン」に改定しました。
改定したプランでは、「めざすべき将来像」とその実現に向けた5つの「基本戦略」を定めました。この基本戦略に基づき、特に重点的に取り組んでいく施策を「リーディングプロジェクト」に位置づけるなど、市民、事業者、市民団体、行政等が互いに協働して、取り組みを進めていくこととしています。

里地里山の生物多様性・自然共生サイト

近年、豊かな自然に囲まれた里地里山の生物多様性が衰退していることが懸念されています。神戸市では、美しい里地里山を守り、その恵みを次世代につないでいけるよう取り組みを進めます。
里地里山の生物多様性

KOBE里山SDGs戦略

神戸が目指すべき里山を実現するための方策を明らかにし、一人ひとりが里山の豊かな恵みを持続的に享受することを目的に「KOBE里山SDGs戦略」を策定しました。
KOBE里山SDGs戦略

希少野生動植物種及び指定外来種の指定

希少野生動植物種及び指定外来種の指定

野外における危険な生きもの(毒ヘビ等)

野生の毒ヘビは身近なところにいます。不用意に草むらや山林に入らないでください。毒ヘビを見かけたら刺激することなく離れてください。
マムシ・ヤマカガシ(毒ヘビ)にご注意!

ブルーカーボン~神戸市の取り組み~

ブルーカーボンとは、大気中の二酸化炭素が海中の藻などに取り込まれた炭素を指し、藻などが海中で分解されにくく、海底へ堆積したり、水中へ漂い続けることから、重要な二酸化炭素吸収源となります。また、生態系の維持や回復といった生物多様性の豊かさに貢献するものとして期待されており、神戸市では各地でブルーカーボンの取組を推進しています。
ブルーカーボン~神戸市の取り組み~

環境DNA分析による海域魚類調査

豊かな海の再生に向けて、海域魚類の生息状況を確認するため、海水の環境DNA分析により魚類調査を行っています。
環境DNA分析による海域魚類調査


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行動する

神戸市自然環境保全活動補助事業

自然自然環境保全に対する市民の皆さまの理解を深め、保全活動の促進を図るため、神戸市内で「生物多様性保全活動」や「アカミミガメ防除活動」、「水辺清掃活動」といった自然環境保全の活動を行う団体に補助金を交付します。
神戸市自然環境保全活動補助事業

生物多様性豊かなビオトープ推進事業

ネイチャーポジティブの実現に向けて、生物多様性豊かな環境づくりを促進するため、市内でビオトープを造成・再生し、維持管理活動を行う団体に対し、専門家の派遣を行います。
生物多様性豊かなビオトープ推進事業

特定外来生物「オオキンケイギク」

神戸市内で見られる特定外来生物「オオキンケイギク」について説明します。
オオキンケイギク対策

きせつの生きものさがし

神戸市では、理科などの授業で生きものの学習を行う小学3年生を対象に、身近な場所で見られる生きものの、見られる時期、場所、特徴などを紹介した「きせつの生きものさがしガイド」を作成し、配布しています。
きせつの生きものさがし
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スマホで投稿!生きものマップ

KOBEエコアクション応援アプリ「イイことぐるぐる」のエコアクションメニューの1つに生きものマップが整備されています。
神戸で生きものを見つけたら、どんどん登録してみよう!
スマホで投稿!生きものマップ

明石川生物図鑑

市内の小学生が明石川の生物(魚等)を詳細に調査し、オリジナル図鑑を編集・作成しました。ぜひご覧ください。
明石川生物図鑑

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事業者のみなさまへ

神戸市生物多様性の保全に関する条例

2017年10月10日に神戸市生物多様性の保全に関する条例(以下「条例」といいます。)を公布し、また、2018年5月10日に条例を全部施行するために必要な事項を定めた条例施行規則を公布しました。
条例は、2018年6月1日より全部施行しています。
本条例は、生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本理念を定めるとともに、希少野生動植物種の保全、外来種による被害の防止等の事項を定め、生物多様性の保全及びその恵沢を将来にわたって享受できる自然と共生する社会の実現を図り、現在及び将来の市民の健全で快適な環境を確保することを目的として、制定しました。
神戸市生物多様性の保全に関する条例(2017年10月10日条例第7号)
神戸市生物多様性の保全に関する条例施行規則(2023年6月1日改正施行)(PDF:519KB)

希少野生動植物種及び指定外来種の指定

条例では、神戸市内で捕獲等により絶滅が危惧される動植物を「希少野生動植物種」として市長が指定し、商用等を目的とした捕獲・殺傷等を禁止しています。
また、生態系等に被害を及ぼしうる外来種を「指定外来種」として市長が指定し、野外への放出の禁止等を義務付けています。
希少野生動植物種及び指定外来種

緑化における配慮

緑地の造成その他の緑化に係る事業を行うときは、次の植物種を使用しないよう努めなければなりません。
緑化において使用しないよう努める種一覧(PDF:81KB)

開発事業に関する届出

環境影響評価法や神戸市環境影響評価等に関する条例の対象とならない小規模な開発事業についても、条例に基づき、届出や適切な保全措置を実施する必要があります。
神戸市生物多様性の保全に関する条例に基づく開発事業に関する届出

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お問い合わせ先

環境局自然環境課