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神戸市域の変遷

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1889年4月1日、神戸区に葺合村、荒田村を合併して神戸市が誕生しました。誕生したばかりの神戸市域は現在の中央区と兵庫区の一部で、面積は約21㎢にすぎませんでした。その後、周辺の町村との合併により徐々に拡大してきましたが、第二次世界大戦終戦時の神戸市域はまだ六甲山地の南側に限られており、五大都市(神戸市・横浜市・名古屋市・京都市・大阪市)のなかでは最小でした。

戦後、人口過密の改善を図り神戸市をさらに発展させるために市域の拡大は急務であり、そこで1947年から1958年にかけて、現在の東灘区や西北神地域を合併しました。こうして市制施行から戦前戦後を通じて28町村と合併した結果、面積は当初の25倍近くに相当する約530㎢まで増加しました。

同時に、神戸市は北側には六甲山地が迫り、南側は瀬戸内海に面しているため、平たん地が少なかったことから、海面の埋め立てによっても市域を拡大してきました。特に昭和40年代以降は、港湾機能だけではなく「港」と「まち」の機能が併存するポートアイランドや六甲アイランドといった大規模な海上都市が建設された結果、現在の神戸市の面積は557.02 ㎢に拡大しています。

 

神戸市域の変遷図

神戸市域変遷図
資料:企画調整局

 
市域拡張年月日及び面積(単位:平方キロメートル)
1889年4月1日
21.28平方キロメートル
1950年4月1日
404.66平方キロメートル
1896年4月1日
37.02平方キロメートル
1950年10月10日
420.64平方キロメートル
1920年4月1日
63.58平方キロメートル
1951年7月1日
479.88平方キロメートル
1929年4月1日
83.06平方キロメートル
1955年10月15日
492.60平方キロメートル
1941年7月1日
115.05平方キロメートル
1958年2月1日
529.58平方キロメートル
1947年3月1日
390.50平方キロメートル
埋立地

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