最終更新日:2024年2月27日

ここから本文です。

海プロジェクト

神戸の海を舞台として、民間事業者や大学等が持つ海洋産業分野の専門的知見や技術・ノウハウを活かし、海に関わる課題解決に資する実証事業を実施するものであり、本市の海洋産業の振興に向けて、ネットワーク構築・情報発信・ブランディング向上・人材育成・新産業創出に資する取り組みとして位置づけています。

flow

支援内容

課題指定型:上限300万/件
企業提案型:上限300万/件(対象経費の2分の1以内の範囲)
※補助費を必要としない提案も受付しています。

2023年度

募集内容

2023年度 海の課題解決に向けた実証事業(海プロジェクト)の募集

採択事業者(6件)

事業者(課題指定型) 概要
東京農工大学(中山研究室) 可視光通信による海中モビリティの測位・制御
株式会社東京久栄 水上スライダーによる海底状況把握
株式会社東京久栄 水中ドローンによる管渠の劣化箇所等の位置の把握
いであ株式会社 小型無人船などを活用した魚礁・消波ブロックに生息する魚類調査方法の検討
NTTビジネスソリューションズ株式会社 無人機による安全と効率性の向上を目的とした海底および浮遊物調査の取組み
事業者(企業提案型) 概要
株式会社セシルリサーチ 超高輝度・藍色LED水中灯による生物付着繁殖抑制・除去効果の野外実証

2022年度

採択事業者(7件)

事業者 概要
株式会社東京久栄 岸壁・護岸等の桟橋下面や一般橋梁部の下面調査等効率化
株式会社東京久栄 狭隘な箇所における深浅測量
株式会社ディープ・リッジ・テク 水中ロボットによる船底調査、検査の効率化
東京農工大学(中山研究室) ICTを活用した海の状況把握
JFEアドバンテック株式会社 ICTを活用した海の状況把握
株式会社FullDepth・古野電気株式会社(※) ASV・ROVの連携による水中インフラ点検の測位精度向上
いであ株式会社(※) 水中ドローンを使用した海中構造物点検の効率化

(※)株式会社FullDepth・古野電気株式会社、いであ株式会社の実証は補助費はなしで、実証場所などを提供して行いました。

実証結果

2022年度海プロジェクト実証結果(概要)(PDF:2,133KB)

【参考】2022年度の応募があった課題一覧(PDF:219KB)

2021年度

採択事業者(5件)

事業者 概要
株式会社ジャパックス
(協力)株式会社AquaFusion
(1)高精度魚群探知機による増殖場設置後の効果検証(魚種や数量の把握など)
(2)高精度魚群探知機によるチヌの生態把握(ノリ養殖の食害被害の調査)
株式会社FullDepth
(協力)国際航業株式会社
(1)水中ドローンと潜水士の各比較により、海中ケレン作業と肉厚測定の効率化(低コスト化)の可能性を検証
(2)水中ドローンによる海中構造物の撮影・画像解析を通して、調査箇所サンプリングの効率化・抵コスト化の可能性を検証
神戸市立工業高等専門学校 海の環境改善のための小型海底耕運機の共同研究
国立大学法人東京大学 小型のASV(小型無人ボート)及びAUV(自律型海中ロボット)の連携による効率的かつ広域の海底状況の把握及び海底地形マッピングの作成
いであ株式会社 水中ドローンによる海中構造物の点検業務の効率化を実証(目視点検・肉厚測定)

実証結果

2021年度海プロジェクト実証結果(概要)(PDF:2,627KB)

【参考】2021年度の応募があった課題一覧(PDF:592KB)