最終更新日:2024年11月28日
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撮影:伊藤俊介
2008年10月16日、神戸市は、ユネスコからデザイン都市に認定されました。今より豊かな未来のために、みんなで、新たな魅力を創る。「デザイン都市・神戸」は、神戸市が掲げる、大きなプロジェクトです。
デザイン・クリエイティブセンター神戸【愛称:KIITO(キイト)】は、「デザイン都市・神戸」の創造と交流の拠点として2012年8月に開館しました。
旧神戸生糸検査所を改修し、当時の面影がそのまま残されています。
館内には、レンタル可能なホール、ギャラリー、会議室、貸しオフィスなどがあります。
デザインやアート関連のゼミ、講演、展覧会、イベントなどを開催しており、さまざまな人や世代が交流し、新しい神戸をつくる、創造性の発信の中心地になっています。
こどもの創造的学び・社会貢献活動の交流拠点
撮影:いとう写真
KIITO:300(キイトサンマルマル)は、クリエイティブの芽を育て、育む交流拠点を目指し、あらゆる世代へ開いたプラットフォームです。
みんなが集合する、またそれだけでなくここを中心としてまちに元気が波及していくという2つの価値を生みだす場となることを目指しています。
子どもの創造性を育むことを目的として、2012年から隔年で開催している体験プログラムです。
ちびっこうべでは、こどもたちがデザイナーやパティシエなどのプロの知識や技術、考え方を学び、体感することでじぶんのクリエイティブを育てていきます。
こども達がさまざまな「本物」や「あこがれ」と出会い、好奇心を持って果敢にチャレンジすることで、「予見困難」と言われる未来を、創造力を持って切り拓いていく、そんな「創造的な学び」が地域社会全体で生まれ文化として根付く都市を目指しています。
詳細は以下のページで紹介しています。
クリエイターとともに考えた、子どもたちを対象としたデザインやアートのワークショップやイベントを毎週末に開催します。
また、子どもの教育に関わる人々を対象としたレクチャーなども開催し、大人と子どもが共にこの場所で楽しく学べるプログラムを実施します。
シビック=「市民の、都市の」と、プライド=「誇り」を合わせた言葉で、「都市に対する誇りや愛着」を表しています。
神戸に対する誇りや愛着を持つ方を増やすことで、より活発で魅力的な街にすることを目指しています。
「震災20年神戸からのメッセージ発信」プロジェクトをきっかけに、多くの市民の「神戸の様々な魅力の中で、一番の魅力は人である」という思いを集約したメッセージとして生まれました。
どなたでもロゴを使用できるようにしたり、市内にモニュメントを設置したりと、「BE KOBE」を活用して神戸に愛着と誇りを持ってもらえるよう取り組んでいます。