ホーム > 市政情報 > 記者発表資料 > 記者発表2024年7月 > 神戸市×UR都市機構×淡路景観園芸学校による、空地を活用した新たな取り組みをスタートします!~兵庫北部地区(密集市街地)の課題解決及び地域価値向上に向けて~
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記者資料提供(2024年7月8日)
都市局まち再生推進課
神戸市、独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)、兵庫県立淡路景観園芸学校の3者は、密集市街地再生優先地区である兵庫北部地区(以下、「当エリア」)で、地域の方々と協力しながら、空地を活用した地域課題の解決及び地域の価値向上に向けた新たな取り組み(以下「本取り組み」)を始めます。
神戸市とUR都市機構は、密集市街地の環境改善のため、防災性の向上に加え、居住環境の向上や地域価値を高める取り組みを進めています。当エリアには、神戸市が取り組んできたまちなか防災空地やUR都市機構が防災性向上のために取得した土地などが点在しており、これらは密集市街地の環境改善に効果のある空地として地域等が管理しています。本取り組みでは、空地の適正管理や新たな活用検討、魅力付けによる地域住民の取り組みへの参画促進及び地域価値向上を図るため、地域に学生団体(空き地プロジェクト※)等が新たに参加し、以下の事項を行います。
※本取り組みの目的達成のために設立された兵庫県立淡路景観園芸学校の教員及び学生による団体
地域の防災空地・UR都市機構所有地を、地域の方が関わり地域の魅力となる空間に 〇まちなか防災空地等にバイオネスト(腐葉土を作るための器)を設置し、防災空地等から収穫した雑草や落ち葉を素材として腐葉土をつくります。 |
当エリアでは、同じく密集市街地の環境改善のためにUR都市機構が取得した土地で、神戸市、UR都市機構、一般社団法人グッドラックの3者で社会実験「みんなのうえんPARK湊川」を実施しています。今般、新たに本取り組みも加え、緑を活かした更なる地域価値向上を目指します。
(参考)取り組みのイメージ図
(参考)兵庫北部位置図
このたび、兵庫県立淡路景観園芸学校も含めた空地の活用に関する新たな協定「兵庫北部地区における空地活用に関する連携協定」を締結しました。土地所有者であるUR都市機構、活用の企画と実践を担う空き地プロジェクトと、それを指導・助言する淡路景観園芸学校、地域との調整を担う市が連携し、地域の方々とも協力しながら密集市街地の環境向上を進めていきます。