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「神戸果実酒・リキュール特区」を活用した 第1号のワイナリーが誕生しました!

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記者資料提供(2024年7月3日)
経済観光局農政計画課・企画調整局政策課
神戸市の西北部には、市域の約3分の1を占める農業地域があり、市の特産物である梨、桃、ワイン用ぶどう等の果樹類やいちごなど多彩な農産物が生産されています。また、明治の開港以来、世界各国の多様性を取り込んだ豊かな食文化があります。
神戸市では、この地域特性を活かした産業の集積等、地域の活性化につながる取り組みを進めるため、構造改革特区制度を活用し、市内全域を「神戸果実酒・リキュール特区」とする構造改革特別区域計画を策定し、2023年3月に内閣総理大臣により認定されました。
このたび、本特区を活用した第1号のワイナリーが誕生しましたので、お知らせいたします。

1誕生するワイナリー

(1)名称 「きら香ぶどう酒醸造株式会社」
(2)所在地 神戸市中央区神若通1-4-18-1(阪急春日野道駅から徒歩3分)
(3)代表者 辛木 哲夫(からき てつお)
(4)概要 本特区の活用により、神戸で生産されたワイン用ぶどうを100%使用し、神戸で醸造する駅近のアーバンワイナリー

2スケジュール

2024年7月3日 酒類製造免許取得
2024年8月 ワイン醸造開始
2024年10月  ファーストヴィンテージ(※)発売開始
※ワイナリーで初めて醸造されるワイン
代表者の辛木氏
 代表者の辛木氏

3醸造販売予定ワイン

今年収穫予定の神戸産カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを醸造し、ロゼワイン2種類・赤ワイン1種類を製造予定
製造されたワインは、ワイナリー店頭での販売やネット等で販売予定

4神戸果実酒・リキュール特区について

神戸市内の全域で、特産酒類(果実酒・リキュール)の製造事業の特例措置を活用可能とする制度です。これにより、本市の特産物を原料とした果実酒又はリキュールを市内で製造する場合、一定の要件の下、酒税法の最低製造数量基準(現行6キロリットル)が果実酒については2キロリットルに、リキュールについては1キロリットルに引き下げられます。

5ワイナリー代表者について

1959年神戸市生まれ
富士通(株)にて、企画業務やアメリカ・ベルギー駐在等を経て、2004年からスーパーコンピュータ「京」プロジェクトに携わる。
このベルギー駐在時代にワインに魅了される。
2012年より「京」の開発主体である理化学研究所計算科学研究機構(現:計算科学研究センター)の広報国際室長に就任。
業務の傍ら、ワイン醸造に興味を持ち、ワイナリーでの研修や学校で学ぶ。

6関連ページ及び問合せ先

(1)神戸市の構造改革特区について
https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/shise/kekaku/kikakuchosekyoku/innovation/kouzoutokku.html
(2)「きら香ぶどう酒醸造(株)」
HP:https://www.kiraka.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/kirakawinery/
 問合せ先:078-242-7060