東灘区の70年
1950年(昭和25年)10月に旧5カ町村の御影町・住吉村・魚崎町・本山村・本庄村が神戸市と合併したことにより誕生した東灘区は2020年に区制70周年を迎えました。合併当時8万4000人であった人口は、阪神・淡路大震災で大きな被害を受け減少しましたが、現在21万3053人と市内で3番目の多さとなっています。(2021年8月末現在)江戸時代には、六甲山からの急流を利用した精米、酒米精製が盛んになり、海岸地域に酒蔵が軒を連ねるようになりました。明治以降には、近代化に伴う交通機関の発達により大阪・神戸の良好な郊外住宅地として発展しました。
加えて、だんじりの巡行など誇るべき伝統文化が受け継がれ、灘の酒は日本の酒どころと呼ばれるようになりました。また、大学や美術館が数多く立地する文教の街でもあります。一方、埋立造成で生まれた六甲アイランドは港湾・住宅・学校等が計画的に配置された海上文化都市となっています。
東灘区ダイジェスト年表
西暦 |
出来事 |
1950年4月 |
御影町・住吉村・魚崎町が神戸市と合併 東灘区誕生 |
1950年8月 |
神戸市バスが東灘区に開通 |
1950年10月 |
本山村・本庄村が神戸市と合併 現東灘区となる |
1969年 |
東灘卸売市場(現東部市場)開設1974年神戸市立東灘図書館開館 |
1986年 |
「梅」が区の花に決定1988年六甲アイランド入居開始 |
1992年 |
東灘区民センター(現東灘区文化センター)開館 |
1995年 |
阪神・淡路大震災 |
2009年 |
旧乾邸・庭園 市指定文化財・名勝に指定 |
2018年 |
御影公会堂 国の登録有形文化財に登録 |
2020年6月 |
灘の生一本が日本遺産に認定 |
2020年10月 |
区制70周年 |
レトロな東灘
東灘区は古くから多くの伝統文化があり、多彩な魅力があるまちです。
2020年の「レトロな東灘」企画でご応募いただいた写真の中から、東灘の昔の街並みをご紹介します。
今では姿かたちが変わっている場所や今でも変わらない場所、昔ならではの光景などを見ることができる写真が集まりました。
レトロな東灘 「東灘の古い写真」はこちら
区制70周年記念誌「東灘のあゆみ」の配布
園田学園女子大学の 田辺 眞人 名誉教授にご協力をいただき、記念誌を作成しました。
区制70周年記念誌「東灘のあゆみ」(PDF:13,975KB)
タイム酒樽プロジェクト~2030年のあなたに届けます~
東灘区の魅力である、「灘の酒」は、神戸・灘の地で磨かれてきました。
この地で磨かれた誇りある「灘の酒」を盛り上げると共に、区制70周年記念事業の一環として
タイム酒樽プロジェクトを実施します。
東灘区在住・在勤・在学の方を対象に、皆様から未来の自分や大切な人への手紙を募集します。
また、頂いた手紙や写真は2030年の東灘区制80周年の際にお届けします。
タイム酒樽プロジェクトとは?
ひがしなだのあゆみすごろく
区制70周年を記念して、東灘区の歩んだ70年をすごろくにしました!
ご家族で、ご友人と語らいながら、ぜひ楽しんでください。
下記ページからダウンロードしてお楽しみください。
ひがしなだのあゆみすごろくのページ
ひがしなだかるた
区制70周年を記念して、区の名所・偉人・名物など区の魅力をテーマに、区内の小学生や高校生など多くの子どもたちが関わって「ひがしなだかるた」を作りました!絵札は、環境局マスコットキャラクター「ワケトン」でおなじみのイラストレーターの山崎秀昭さんが描いています。
下記ページからダウンロードしてお楽しみください。
ひがしなだかるたのページ
東灘区制70周年記念だんじり巡行
区制70周年を記念し、
東灘だんじり会による10年に1度のだんじり巡行が2022年10月9日(日曜)に開催されます。今回の巡行は旧五か町村時代の本庄地域から出発し、西に向かって本山、魚崎、御影地域を経由しながら巡行し、住吉地域が終着地点となります。
だんじり32台が勢揃いする特別な巡行をご堪能ください。
東灘区制70周年記念だんじり巡行