最終更新日:2024年4月2日
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裏六甲や丹生山系から流れ来る支流を集め、大池から衝原湖まで(約13㎞)を流れる川は、古くから地域のシンボルとして「山田川」の愛称で親しまれています。
山田川流域とその周辺の住宅地では、「北区山田川を美しくする会」の主催・運営と地域の皆さまのご協力のもと、毎年3月にクリーン作戦が行われており、今回で46回目の開催を迎えました。
当日は天候にも恵まれ、約35団体、計5,000人以上の方々が、熱心に作業される姿を目の当たりにし、山田川が大変多くの方に愛され、その美しさは皆さまに支えられていることを改めて実感しました。
これからも美しい山田川を後世に残せるよう、地域と一体になって河川美化活動に努めていきたいと思います。
クリーン作戦に参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。
10月8日から行われていた北区長旗争奪軟式少年野球大会が11月19日に幕を閉じ、同日、北神戸田園スポーツ公園で閉会式が開催されました。本大会には北区内の3リーグ・32チームが参加し、合計32試合が行われました。
大会期間中は幸いにもほとんど雨が降らず、選手たちも思う存分に日ごろの練習の成果を発揮できたのではないかと思います。
A&Bの部で優勝された小部少年団野球部Aの皆さん、そしてジュニアの部で優勝されたひよどり泉台少年野球部の皆さん、本当におめでとうございます。式後に優勝旗やメダルを持って喜んでいる皆さんの姿がとても微笑ましかったです。
本大会は、協賛・後援企業の皆さん、選手のご家族、そして運営委員はじめ関係者のご協力で開催することができました。ありがとうございました。
11月8日、北区連合婦人会の皆さんと一緒にクリサンセマムガーデン「冬花壇の植え替え」をしました。
クリサンセマムガーデンとは、北区の玄関口である鈴蘭台駅前のロータリーにある花壇を指し、年間を通して季節に合わせた花が植栽され、道行く人や駅を利用する人の目を楽しませてくれるスポットとなっています。
毎年この時期には、おもてなしの気持ちを伝えるとともに、北区の花のひとつである菊(クリサンセマムも菊の一種)をアピールするために、北区連合婦人会が主体となって植え替えを行っています。
当日はさわやかな秋晴れのもと、婦人会の方々・北建設事務所とともに花壇の植え替えを行いました。今回は花壇にノースポール(クリサンセマム)、パンジー、キンギョソウ、スイートアリッサム、そしてチューリップの球根を植えました。
これから冬になりますが、色とりどりの花で少しでも暖かい風景をつくれたらいいですね。このような、地域の皆さんによる美しいまちづくりの取り組みを、区役所としても引き続き応援していきたいと思います。
山田町にある箱木千年家は、現存する民家建造物の中では日本最古(母屋は14世紀頃建築。のちに移築)のもので、国の重要文化財に指定されています。このような歴史ある住居において、素敵な音色と色づき始めた紅葉を一度に楽しむ時間は非常に贅沢で、プロの方が歌われた民謡はもちろん、地域の方々も演奏された尺八や三味線等もまた見事な腕前でした。さらに、お昼には、地域の方から新米ご飯と豚汁等もふるまわれ、心も体も満たされる一日になりました。
長い歴史を持ち我々の先祖によって大切に守られてきた文化財は、暮らしや心を非常に豊かにしてくれます。次世代に受け継いでいくことは容易ではありませんが、このような行事は、多くの方に文化財の魅力に気づいていただくキッカケとなり、活用・保存に向けた第一歩になるのではないかと思いました。
この場を借りて、山田民俗文化保存会をはじめとした関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます。
文化の日である11月3日、各地で「文化祭」が開催されました。スケジュールの都合で11月3日の小倉台、広陵町、11月5日の星和台の3か所に訪問しましたが、どの地域も、子どもから大人まで、絵画や書道、写真、工作などの素敵な作品を数多く出展されていました。
作品展示以外にも各地の特色がありました。小倉台では、山本会長自らが楽器を演奏しながら歌うという離れ業を披露されていました。広陵町では、読売テレビの取材が来ていたり、恒例の「子ども達によるお茶の振る舞い」など、相変わらず賑やかな空間が広がっていました。星和台では、結成30年の「どどみみクラブ」という子ども達による音楽演奏を楽しみました。
「文化祭」は、個人の作品や技能を一堂に集め、地域で披露しあうことで、地域の人同士がつながる素晴らしいイベントだと感じました。新型コロナで地域イベントの継続が難しくなっているなかで、行事を運営する地域の皆さまに改めて敬意を表します。
小倉台
広陵町
星和台
地元自治会や婦人会等の地域の皆様、神戸電鉄や金融機関等事業所の方々、そして建設事務所、環境局、北区役所の職員あわせて総勢約90名で、鈴蘭台駅周辺のごみ拾いを行いました。天候にも恵まれ、日差しによる暑さを感じながら歩き回ったところ、鈴蘭台駅前にはほとんどごみが落ちていませんでした。これもひとえに駅を利用される皆様の心がけとともに、普段から清掃活動に取り組んでおられる地域住民の皆様のおかげだと改めて実感しました。ただ、中畑山南公園付近には草が生い茂っているところがあり、結果的には45リットルのごみ袋15袋分のごみが集まりました。
これからも北区の玄関口である鈴蘭台地域が美しい街であり続けるよう来年も秋のクリーンキャンペーンを開催したいと思います。参加された皆様、ありがとうございました。
10月8日、山田町で伝統の「流鏑馬神事」が開催されました。
「流鏑馬(やぶさめ)神事」は室町時代から続くとも言われている北区山田町の伝統行事で、市登録無形民俗文化財にも登録されています。白と水色の装束を身にまとい、水色の花笠を被った小刀弥(ことね:弓の射手)が馬に乗り、的を射る神事で、神戸市で残されているのは北区山田町のみです。コロナ禍で4年ぶりの今回は、天候が心配されましたが、地域の方々や県警等のご尽力のもと、無事開催されました。
この行事は、東下大歳神社で例祭を行った後、七社神社、六條八幡宮の順で、会場を変えて流鏑馬神事が行われます。伝統の衣装をまとい3頭の馬を引きながら大勢の方々が列をなして移動する姿は、まるでタイムスリップをしたかのようでした。
そして最も会場が盛り上がったのは、馬を走らせながら、的を射るデモンストレーションです。一般的に流鏑馬といえば、こちらを想像するかとは思いますが、神事としての本来の形は、的を射った後に駆けだすものです。そのため、神事終了後のデモンストレーションとして行われ、小刀弥が見事に的を射抜くと大歓声があがり、一連の行事が無事終了しました。
当番の上谷上地区の代表の方の挨拶にもありましたが、「素晴らしい行事をなくしてはならない」という山田町の方の思いが事業が継続している理由なのだと改めて感じました。北区でも、引き続き関係機関と連携しながら、地域の伝統行事や文化財の継承に努めたいと考えています。
「甲北地区少年野球連盟」、「神戸市少年団野球リーグ北地区委員会」、「北神戸軟式少年野球連盟」の3つの少年野球リーグが一堂に揃い、北区の一番を決める大会として、北神戸田園スポーツ公園で開催されました。今回で17回目を迎えた本大会は、今年50周年を迎えた北区の記念大会でもあります。
昨年度までは新型コロナウイルスの影響で、開会式の規模を縮小されましたが、今年は4年ぶりに全チーム揃って盛大に開催することができました。曇天ではありましたが、32チーム、約500名の選手が晴れやかな笑顔で入場行進してくる姿を見るとともに、有野台少年野球部主将の土井君の力強い堂々とした選手宣誓を聞き、これからはじまる試合が楽しみになりました。
11月19日に予定されている閉会式までの約1か月間、出場される選手の皆さんには、日ごろの練習の成果を十分に発揮されることを期待しています。
「えほんで防災」は、子育て世帯のみなさんが親子で楽しく防災の知識を学べるイベントとして、駅直結のベルスト鈴蘭台3階にある「すずらん広場」で開催されました。
神戸市歌「しあわせ運べるように」を作詞・作曲された神戸親和大学の臼井先生の指揮のもと学生さんによる合唱から始まり、あそびうたユニット「かば☆うま」によるユーモラスな歌とダンスでは、防災の知識が詰まった歌詞を子どもたちが一緒に歌い踊りながら、全身で防災を学んでいました。なかなか実感することが難しい防災の注意事項について、「子ども目線で楽しみながら学んでいく」といった素晴らしい内容に会場は大いに盛り上がりました。
本イベントの中心は、イラストレーター・廣瀬美帆さんの絵本「5さいのぼうさい」を「本屋わわわ」の升川知子さんが朗読するステージでした。阪神・淡路大震災の発生時に5歳だった廣瀬さんの被災した当時の思いや街の様子が絵本に描かれており、参加されたみなさんは真剣なまなざしでイラストを見ながら朗読に聞き入っていました。
また、神戸甲北高等学校の生徒のみなさんによるワークショップでは、身の回りのアイテムでお菓子を入れられる防災バッグの作成が行われていました。隣のブースでは、神戸親和大学の中溝先生とゼミ生による紙の食器作成&フリーズドライ食品の試食が行われるなど、身近にある食を通じて「災害時の食」への関心を引き寄せる見事な内容に参加者のみなさんは熱心に取り組んでいました。
その他、建物の1階では、子どもたちが人気の消防自動車と写真を撮って楽しんでいました。
「えほんで防災」というひとつのイベントを通じて、子どもたちが多様な角度から防災の学び、阪神・淡路大震災の経験にも触れる様子を見て、改めて防災を考える機会を持つことの大切さを感じました。
「社会を明るくする運動」は、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの立ち直りについて理解を深め、犯罪のない明るい地域社会を築いていくことを目的する全国的な運動です。
7月は強調月間で、北区保護司会を中心に北区更生保護女性会、神戸保護観察所、有馬警察署と一緒に、岡場のエコール・リラにて街頭啓発キャンペーンを実施しました。暑さが厳しい中でしたが、多くの区民の皆さんが耳を傾けられました。
今回のキャンペーンを通じて、犯罪や非行のない地域を作るために継続して取り組んでいくことの必要性を改めて感じました。
今後、学校との連携事業など様々な活動を行っていく予定です。北区がさらに安心・安全な地域となるよう、皆さまのご協力をお願い申し上げます。
北区役所でのPR |
エコール・リラにて |
4月27日の区長日記でお知らせした「てるてるきたく」の本格点灯が、いよいよ今夜からスタートしました。
「てるてるきたく」とは、近く取り壊しが予定されている旧兵庫商業高校の校舎の窓をステンドグラス風に飾りつけ、校舎の中からライトで照らすことで、北区制50周年記念を告知するイルミネーション作品です。
今回の企画でアドバイザーとしてお世話になった美術家の伊達伸明さんが、作業中に校舎に残っていたてるてる坊主を見つけたこときっかけに、北区を照らすという意味を込めてネーミングされました。
伊達さんは、統廃合などで使われなくなった小学校等、人々が愛着のある建物が取り壊される前に、みんなで感謝の思いを込めて装飾をしてお見送りをする等の活動をされています。
今回、50周年記念としても面白い取り組みになりましたが、旧兵庫商業高校の卒業生や地域の方々等、取り壊しにより寂しい気持ちになる方にも寄り添った取り組みになったのではないかと思っています。
今夜から7月中旬頃までの間、毎日19時~23時頃で点灯されます。
すずらんホール横にある中畑山南公園等からよく見えますが、鈴蘭台駅周辺に、建物と建物の間からチラッと見えるスポットもありますので、探してみてください。また、神戸電鉄の車内からも一瞬見ることができますので、お見逃しのないように。
北区は、山あり谷ありの地形とともに、住宅、自然、農村が織りなす風景は、見る場所によって全く異なる印象を与えてくれます。ぜひ多くの皆様から、北区の風景の楽しみ方や遊び方を教えていただき一緒に50周年を盛り上げたいと思います。
5月20日、北区制50周年記念事業「第47回きたきたまつり」が鈴蘭公園で開催されました。コロナ禍での中止を経て、実に4年ぶりの開催をたいへんうれしく思います。直前まで予断を許さない天候と地面の状況でしたが、その心配を吹き飛ばすかのような晴天のもと、例年の約2倍となる46,000人もの多くの皆様にご来場いただきました。このまつりが区民の皆様に愛され、待ち望まれていたことを実感しました。
また、会場内に北区制50周年ののぼりや装飾が会場に掲げられているのを見て、50年の歩みをしっかりと噛み締めるとともに、この先も区民の皆様とともに素晴らしい北区を築いていきたいという想いを改めて強く抱きました。
子どもたちの元気いっぱいな神輿がオープニングを飾り、ステージでは「マーチング演奏」、「太極拳」、「よさこいやダンス、体操」、「歌、踊り」、「消防音楽隊による壮大な演奏」など、一生懸命に励む皆様の姿がとても輝いていました。
また、50周年ならではの催しとして、「ミニ四駆」、「ふわふわの滑り台」などのお楽しみブースも設置しました。キタールさんの登場や消防車などでたくさんの子どもたちが目をキラキラさせて夢中になって楽しむ姿はたいへん印象的でした。彼ら彼女らが、この先60年、70年、あるいはその先まで、少しでも北区に愛着をもってくれたらと切に願っています。
最後は、北区連合婦人会の皆様による総踊りと、恒例のもちまきでフィナーレを迎えました。実行委員の皆様をはじめ、地域の皆様の多大なご支援・ご協力のおかげで、これまでと変わらず「きたきたまつり」を盛大に開催することができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
地元自治会や老人会のみなさん、神戸電鉄や神鉄バス、郵便局や金融機関にお勤めのみなさん、そして消防署や建設事務所、環境事業所、北区役所の職員あわせて総勢約60人で、西鈴蘭台駅周辺のゴミ拾いをしました。昨年は雨で中止となったため、ここでの活動は2年ぶり。一見、ゴミがないようでも、よく見れば、道路の植え込みの中にたばこの吸い殻や空き缶が。。。1時間程度の清掃で、45リットルのゴミ袋10袋分以上のゴミが集まりました。あわせて、放置自転車禁止の啓発キャンペーンも行いました。
5月20日には、近くの鈴蘭公園で、4年ぶりのきたきたまつりが開催される予定です。その前に、みなさんのご協力で駅周辺をとてもきれいにすることができました。参加者のみなさん、ありがとうございました。
満開の桜とともに、2023年度(令和5年度)がスタートしました。私が北区長に着任し、1年が経ったことになります。改めて区内を巡ってみましたが、北区の美しさを再認識しました。
新型コロナウイルスにつきましては、5月8日から感染症法上の分類が5類に引き下げられるということで、私たちの暮らしも新たな段階に移行します。神戸まつりも4年ぶりに開催される予定で、区役所では、きたきたまつりの5月20日開催に向け着々と準備を進めています。各地域での活動や行事もさらに再開していくことが期待されます。
なお、8月1日には北区が誕生して50年となります。50周年記念事業と銘打ってさまざまなイベントを企画してまいりますので、ご期待ください。
今年度もどうぞ、よろしくお願いします。